高一のとき

「誰かの役に立ちたい」と思い


高二のとき

「障害を持つ子供たちの役に立ちたい」と思い

福祉系の大学を志望しました



4年間

心理学や障害について学び

教員免許も取得しました




障がい児関係の仕事には付けなかったけど

障がい者施設で働きました



いろんな体験をさせてもらいました



「言葉」と言うツールを使えなくても

一緒に過ごす時を重ねることによって

「信頼関係」は築けるということもです




時が過ぎ

私は障がいを持つ子供を育てていました

愛する娘のことです



文字では表せないほどの想いをしました

孤独も嫌というほど味わいました

そして

幸せも味わいました



でも

泣くことの方が多かったな…

苦しいことの方が多かったな…

もがくことばかりだったな…




それは

自分の気持ちを吐き出せなかったから

愚痴を言えなかったから

言葉にしたら負けだと思っていたから

立ち止まるとすべて

流されてしまうと思っていたから






そうじゃないよ

大丈夫だよ

誰かにそう言って欲しかった




だから

私は

そう言える人になろうと思います




この経験は

そう言えるためにあったんだ…と

思える出来事がありました




使命や光の仕事とか言う

大袈裟なものでなく

それでお金を稼ぐのでもなく



ただ

お母さんと子供が笑っていてほしい



精いっぱい生きているひとに

優しい世界であってほしい




その願いを叶えたい

そういう想いでいます