直球しか投げられない私


それは

小さい頃からそうで

仲間はずれなど大嫌いでした



助けたと言う記憶はないのですが

「あの時、声を掛けてくれてありがとう」

「助けてくれてありがとう」と

言われたことが何度もあります




自慢にはならないけど

高校生のとき

迷い犬を交番に連れて行って

その子を物扱いした

お巡りさんに腹が立ち

言い合いになったこともありました





子供が幼稚園の頃

高熱を出し

救急病院に連れて行く途中でも

お巡りさんと言い合いをしました…





何かを守りたいとき

私は自分でも恐いくらい

何も怖くなくなります



直球も直球

どストレートしか投げれなくなります





それで

離れていった人もいます




そのたびに

とても寂しい想いをするけれど

器用に生きれない私を

私は好きです




誤魔化すより

ありのままの私でいたい



きっとそれは

魂の願いでもあるはずだから