2012年10月30日。
つい数日前。
父の検査結果が出る、朝の出来事。
私の母は、16年前から都内の病院に通院しています。
通院時は、関東近郊に住む私の家で、長期滞在となります。
そして父は、地元の病院で肺に腫瘍が見つかりましたが、信頼のおける母が通う病院で治療してもらう為に、上京してきました。
両親とも朝は早起きですが、それぞれ部屋からは出て来ずに、いつも私が一番に活動し始めます。
この日の朝も、朝起きて、リビングでストレッチや体操をして、サプリメントを飲んで、豆乳バナナを作って。
ソファに座って飲もうとしたら、足の指にかすかに、引っかかるものがありました。
「何だろう」
リビングの隣に寝ている母が眩しくならないように、蛍光灯をつけていなかったので、
暗がりで探したところ、どうやら、白い紙のようなものでした。
真っ白な面が上になっていたので、ひっくり返したら。。。
『あきらめない』
と書かれた、うちの家族がいつもお世話になっている神社のハガキでした。
何でこんな日に、リビングの導線に、そして神社のハガキが落ちているんだろう。
何より、『あきらめない』と書かれた言葉。
。。。
これを見て、腹をくくりました。
父にはつらい宣告になるかも知れないけれど、まだ何も始まっていない。
余命宣告をされた母が、16年も元気に暮らして来ているんだから、
治す事を考えるとハードルは高いけど、今の状態を、何とか生活できるレベルを維持していくために、私たちは『あきらめない』。
人間のやる気や生きる活力は、自身の体をも元気にすると思っています。
この話は、間もなく起きてきた母にすぐ、話しました。
母はこれまで、不思議な体験を多く経験してきているので、
「やっぱりアンタ(私)も、そういうタイプの人間だからね」
と言いながら、母自身もとても勇気づけられたようでした。
仕事から帰って、先生からのお話を両親から聞いて、
つらい現実だけれども、でも、冷静に聞く事が出来ました。
現実は受け入れて、その上で、『あきらめない』。
私を冷静に、そして強くしてくれる言葉です。