いよいよ久しぶりに娘と面会出来た。
無事に面会できたのは、遠くからはるばる来たのに会えずに帰っても、そうたびたび来れないから、との事で特別に面会が許されたらしい。
次はないそうだ。
刑務所の善意に感謝しながら面会した。
久しぶりに会った娘は顔色も良く、顔がキリッとして随分大人っぽくなった感じがした。
良く見たら眉毛をキレイに整えていて、体がかなり痩せていた。
懲罰房では、食事もかなり少ないと何かに書かれていたので、そのためもあるのだなと思った。
但し、風呂は40日位入っていないという。
体は拭いているそうだが、それはなぜなんだろう。
精神的はもちろん、衛生面で大丈夫なのかな。。
「やかましい、お前が心配かけるからよ!」などと言ったら呑気に笑っている。
時間も限られているし、普段喋ってないせいか、機関銃の如く早口でまくしたてる。
家の近所の様子。
家族のこと。などなど。。
ばあちゃんは歳を取っていつ死んでもおかしくないから、手紙書くから住所を教えてほしい、と前に書いていたので、返信で教えていた。なので手紙を出したか?と聞いてみた。
それにしても、娘はなんの修飾もないストレートな表現なんだ。といつも思う。
すると、その手紙捨てたからまた教えてくれ、とのこと。
私は、来た手紙全部捨ててるんかい?と聞いたら、娘は「どうせ大したことは書いてないやろ(笑)」
と笑いながらのたまった。
私は、娘を勇気づけるためにいろいろと、考えながら手紙にしたためていたが、見たらすぐ捨ててるのにショックだった。それじゃ見返すこともないよね。。。
「俺はお前の手紙全部置いてるんやぞ、」って言ったら、保管場所も限られているし、置けないんよ、などと笑いながら言っていた。💦
今度は私の方が、「お前の勉強机と布団は捨てたよ」
と言ったら、急に顔色を変えて怒り出したので、「どうせ使わへんやろ、布団は変なニオイしてるし、出所したらあんな布団に寝るんか!」と言ったりしていたら時間がすぐに来た。
懲罰房が辛そうには感じなかったのは気のせいだろうか。。。。
何をしたら懲罰になるのか聞いたけど、普通にしていてもなる、とだけ言っていたので今回もわからなかった。
まあ今回は時間が足りないくらい、いろいろ話をした。
面会の1番の理由は実際に顔を見たら、どんな精神状態かがすぐわかるのが最大の理由だ。
やり取りだけなら手紙だけでも良いが、やはり会えば調子が一目で分かるから、行くのだ。
今回も、元気そうで安心はしたが、懲罰房での食事が少ないことと、風呂に入ってないのが気になった。
また手紙に書いて聞いてみよう。
先日の手紙に、半年以上ぶりに工場での作業をしたが、あっという間にまた懲罰房に戻ったらしい。
聞くとモタ工で作業してるみたいだ。
何とか普通にしてくれたら良いが。。。