こんばんは
さて、いよいよ水槽の立上げ開始の話です
まず、水槽にソイルを入れて、基本的な構図などを参考に中景に置く石や流木を配置しましょう
ヒーターやフィルターの給排水パイプなどの機材を設置しておいてもよいです。できれば石や流木、後景草の後ろに機材が隠れるように設置したいですね
そのままソイルが乾いた状態ですと、底床が固くて水草を植えにくいですし、水草の湿っている部分に乾いたソイルがくっついたりしてやりにくいので、霧吹きでソイルを全面濡らします
乾いた状態のソイルにいきなり水をそそぐと、軽いソイルが浮いてしまったりするんですが、こうやって霧吹きをしておくことでソイルの浮き上がりもある程度防止できます
そして、さらに植えやすくするために、植える部分のソイルが水に浸るくらい注水します
これはこの間の60センチ水槽の立上げでも紹介しました
注水する際は、バケツなどから普通に水をそそぐと水の勢いでソイルが掘れてしまうので、キッチンペーパーだとか、ビニール袋だとか、そういうものを敷いた上に、一旦手の平に水が当たるようにして水の勢いをころしながら注いでいきます(←というのがわたしのやり方。小皿を水槽内に入れてそこに水を注いだり、人それぞれ色々なやり方があるようです)
なお、熱帯魚やバクテリアに害を与えないために水槽内の水にはカルキ抜きを入れる必要がありますが、たとえば底床に以前立ち上げていた水槽のバクテリア付きろ材を埋めているとか、そういうことがなければ、この段階ではまだカルキ抜きを入れなくてもいいです
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水草を植える際は、基本植えたい部分の一番下(つまり根っこの最下部)をピンセットでつまみ、ピンセットを持っていないもう片方の手で水草の茎や葉の部分を持ちながらピンセットをソイルの中に挿して、ソイルの中でピンセットを開くという作業になります
ピンセットは細いものの方が使いやすいです
水草が抜けやすい場合はあえて水草をソイルの中に斜めに挿します。
根が長くてどうしても植えにくいものは、根をくるくる根本に巻いて埋めてしまうのも手です。
根が太くて固いものなんかは手で植えた方が早い場合もあります
ニューラージパールグラスみたいに根が小さいくてほとんど葉っぱみたいな水草は少しソイルに埋めるようなかんじで植えます。
ここでわたしがよくやってしまう失敗をいくつかのせておきますと、、、
まずピンセットでつかむ力は必要最低限の力にします当たり前ですけど、水草の根や茎なんてそんなに固くないので、案外簡単に折れちゃいますから注意してください
また、さきほど言ったように、なるべく水草の最下部をピンセットでつかむようにします。
最下部より上側をつかんでしまうと、ピンセットでつかんだ位置よりも下の部分がソイルに押し当てられて折れてしまうことがあります
これが茎などが折れやすい持ち方です
最終的に注水をし終えて、どうしても浮いてしまう場合は、水草のオモリを使う方法もありますが、オモリをつけた部分が痛みやすくなるのは念頭に置いておいた方がよいです
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水草を前景、中景、後景の順に植え終わったら、注水して、ヒーターやフィルター、CO2添加機器の電源を入れましょう
カルキ抜きを入れていない場合は、カルキ抜きを入れることも忘れないでください
最初、水槽の壁面に泡の横すじがつくときがありますが、時間がたてば取れますし、気になるようであれば指でこすって取りましょう
始めは白くにごることが多いですが、こちらも時間がたてば徐々に透明になってくるので、待ちましょう
次回は立上げ初期の管理について話したいと思います
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