こんにちは
ごめんさい、さきほどのテレビ番組の情報直近すぎましたね(笑)わたしも気づいたの直前だったので
キンキキッズと小日向さんが楽しそうに水草にリアクションしながらレイアウトしている姿は見ててとても面白かったですよ
さて、気を取り直して、「はじめての水草水槽」の続きでございます
水槽を選び、機材も選んで、水槽の設置場所も決まったところで、次はいよいよレイアウトの話でございます
水槽の中に素材を入れて水草を植える前に、レイアウトの構想を練りましょう
といっても、レイアウトは本来自由なものであります
別にわたしがレイアウト上手なわけでもないですし、ここでは「こうやるときれいに見えやすい」といったセオリーだけを紹介させて頂いて、それを守るも守らないも自由であります
まず、水槽始めたばかりの方が美しいレイアウトを作るにあたって参考になる考え方として、ADAさんなども紹介しているレイアウトの典型的なかたち(構図)というものがあります
わたしの方で少し簡単にして紹介させて頂くと、
①どちらか片側に素材を寄せる構図
三角形に素材を配置することから、三角構図なんて呼ばれたりします。
②両側に素材を集中し、中央に空間を設ける構図
こちらは中央がくぼんでいるので、凹型構図と呼ばれたりします。
③中央に素材を配置する構図
こちらは中央が盛り上がっているので、凸型構図と呼ばれたりします。
以上が基本的な構図となります(参考のレイアウトが汚いのはご容赦を)。
さらに、上の基本的な構図に加えて、黄金比、遠近感の強調といった要素がレイアウトを美しく見せるにあたって、重要になります。
美術の時間などに習う黄金比は、近似値が1:1.618といわれます。イマイチ実感がわかないときは、さらにおおまかにした2:3という数字を用いてもよいでしょう。
さきほどの凹型構図でも(わたしは実践できていませんが)左右の素材のボリュームの目安に使ったり、凸側構図もただ中央に素材を置くだけでなく、少し黄金比の比率で左右に素材をずらしたりする目安に使います。
生け花の世界なんかでも言われるようですが、自然感を狙うのであれば、黄金比を意識して、左右非対称を心がけてください
さて、もうひとつの要素が遠近感の強調ですが、こちらは手前に大きな素材(例えば葉の大きな水草など)を置いて、奥に向かうにつれて小さな素材を置いたりすることで、実際の奥行きよりも広い空間が広がっているように錯覚させる手法になります
あまり成功していないですが、上に写真をのせた凹型構図のレイアウトで多少実感して頂けるでしょうか(苦笑)
以上がレイアウトの要素となりますが、構図のうち凸型構図は多少レイアウトが難しいと言われています真ん中に素材が集中している関係で、左右に黄金比のバランスを取りづらいからですかね
なので、初心者は三角構図か凹型構図から始めた方がいいのでしょうか。
最後に繰り返しますが、本来レイアウトは自由なものですそして、とっても楽しいものなので、以上のような要素もあることを分かった上で、皆さんオリジナルの癒しの空間を作り上げましょう
次回はいよいよ水槽に素材を入れていくお話しです
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