何回シリーズになるか、どこに向かいすらわからないが、僕は日本の医療に大いなる疑問しか感じないのでそのことを書く。

今や賢い消費者の時代である。消費財、食品、家電、車、家、あらゆるものの本物の価格を消費者はしっている、そのため生産者を買いたたくほどの力の逆転さえ起ることがある。はるしおん飲み中。価値に関する知識の持てる者と持たざる者との格差は解消されてきた。利口な消費者はそう簡単には資本主義の帝国に支配されたりはしない、イギリス製の綿製品もインドは買わないだろう、アメリカ産の車も、日本人は物好きしか買わない、いまだ続いている日本のアメリカ信仰によってボロボロのデニムが数百万するが、日本がフランス信仰に目覚めたらぼろ雑巾と化すだろう、ところが国民がどんなに利口になっても、なんぼ出してでも喉から手が出るほど欲しがるのがまだ一つだけある(特に70.80の老人)。医者の処方する薬である。医療現場で働いていると患者の医者信仰たるや以上である、日本の医療は科学と宗教の夾雑物といえよう。70、80の老人は大学を出ていない。したがって医者の言葉は神のことがである、ひとたび診断名が下されるなら、あなはた今日から山田・高血圧・太郎です。立派なホーリーネームの頂戴だ。彼はそれを後生大事に2週に一度通院し、ネズミが米をかじるように毎日せっせと摂取し続ける。死ぬ直前まで飲むのだろうか?

現在の若い世代がネットを武器にし始めたら医療など終わりだ「バリウムまじ無能わろすww」「わいデブ検査の前2日だけ晩飯キュウリだけにしたら数値全部正常だった件」。どこかの県では学校検診で70代の医者が児童の下半身を覗いたそうだが。おれはそれよりも彼がご立派にも記者会見を開いたことに注目したい。彼はこのネット社会において自分がオワコンであることにきずいていない。そして記者会見で”ネクタイしてそれらしくしゃべれば”まだ医療無能な一般ピーポーたちを征服できると信じている石器時代の医療帝国の皇帝の末裔だ。集英社の世界出来事辞典によれば、そのむかしニューヨークに住んでいた先住民は価値が良く分からないままにオランダ人からナイフや時計などを宝物のように見せびらかされて島と交換したそうだ、この変態医者も医学用語をかざしてそれらしくしゃべれば医療帝国を復活できるだろうと考えようだが墓穴を掘ったに過ぎない。医者は与党によって強力に守られているので、今しばらく延命するだろうが、時間の問題だろう、ねっと社会ではとっくに抹消されている、もうあほほど稼いだだろうし、引退して庭いじりでもしたらどうだろうか。