こんにちはhappyです








お陰様で父の葬儀を
つつがなく行うことが出来ました


喪主は母でしたが
側でわたしがしっかり支え

そのわたしを
娘たちがサポートしてくれて

みんなでお互いを支え合いながら
無事にお葬式を行うことが出来ました








納棺の儀を終えて
棺の中で眠る父

もう父に触れられるのも
これが本当に最後なんだと思うと

悲しくて、悲しくて
涙が止まりませんでした





父の手は冷たく
指は細く

あれだけ大きかった父の手が
最後はとても小さく見えました






器用に色んな物を作った手

上手に野菜を育てた手

一緒にお花を育てた手

料理を作ってくれた手

家族を支え
わたしを育て、守ってくれた手

車のハンドルを握って
色んな所へ連れて行ってくれた手





後から後から溢れ出る涙と共に
声を出して泣きながら
父の手を握り


これまでの全てのことに『ありがとう』と
言葉にならない感謝の思いを伝えました


そして
みんなに『喜びを与える人生』って素晴らしいなと
心からそう思いました








看取り介護を通じて
人々の優しさと思いやりの心を
目の当たりにしました


亡くなってからは
与えられた命の素晴らしさと
人生の儚さ
人に喜びを与えることの大切さを学びました




色んなことを
人生を通して教えてくれたお父さん





火葬場で目にした父の遺骨は
どれも綺麗な形のまま残っていて
粉状のものは殆どなく

遺骨はくすみの無い
真っ白な色でした



火葬場の方には
骨密度が高い証拠ですねと言われましたが

父が牛乳を飲んでいる姿を見たことはなく…

かといって
小魚を骨ごとボリボリ食べていたわけでもなく…




きっと
80歳過ぎまで身体を動かし
毎日元気いっぱいに働いて!

暴飲暴食をすることもなく
好きな物を美味しく食べて!

大好きなお母さんと
長年一緒に暮らしていたから!

心も身体も
最高にハッピーだったんだと思います!




植木が好きで
よく備前焼の鉢を遠くまで買いに行っていた父

今はその大好きな備前焼の骨壷の中で
安らかに眠っています









今日まで
看取り介護のブログにお付き合い頂きまして
ありがとうございました



ここからは日々の暮らしで気づいたことなど
些細なことを綴っていけたらと思います



最後になりましたが
前回のブログ記事に沢山の温かいお言葉を頂きまして
ありがとうございました


様々なご経験をされていらっしゃる
皆さんのコメントには励まされ
そして勇気づけられました


まだまだ残暑の厳しい日本列島ですが
皆さんどうぞお身体に気をつけて
実り多い秋をお迎え下さい


ありがとうございました

happy










追伸
なるるんさん

美味しそうな桃を
本当にありがとうございました

父の祭壇に飾らせて頂いてから
家族みんなで美味しく頂戴しますね!

なるるんさんのお心遣いに
家族一同感謝の気持ちでいっぱいです


尚美