去年の今頃は
まだ日本にいました
毎晩
夜になると
母の啜り泣く声が
下の部屋から聞こえてきて
父を亡くした悲しみを
より一層深く感じたものでした
普段は
太陽のように明るい母なので
鳴き声を耳にするだけで
心が締め付けられる思いでしたが
昼間はなるべく
外に出て
色々なところへ
行きました
もちろんどこへ行っても
結局は父を思い出していましたが
そこには
母の笑顔があって
外の空気と人混みが
良い気分転換に
なってくれたようでした
父も大好きだった
お蕎麦屋さん
東京の三鷹市深大寺にある
『雀のお宿』
本当に昔話に出てくるような
世界観があって
お店の敷地内は
竹だらけ
空に向かって
真っ直ぐに伸びる竹が
至るところに生えています
地震があっても
此処だけは安全みたいな?
そんな
竹藪に囲まれたお店で
まさに木をこよなく愛した父が
好きそうなお店です
✨
木は
店内にも生えています
切ったり
引っこ抜いたりせず
既存の木は生かして
建て方を工夫したそうです
たまたま通された席に
この木が生えていたので
なんだか父が
隣に座っているような気がして
触れてみました
硬い皮の向こう側に感じられる
木の息づかいと優しい温もり
まさに『お父さん』を思わせる
感覚でした
✨
深大寺には
数多くのお蕎麦屋さんがあって
どこのお蕎麦屋さんも
それぞれに美味しく
眺めも雰囲気も良いのですが
機会があったらぜひ
『雀のお宿』にも
行かれてみてください
おすすめです
🌱
そんな一年前の出来事を
思い起こしながら
今年も娘と
感謝祭のお料理を作りました
毎年当たり前のように
お料理を作って
当たり前のように食べて
笑って
この行事も
毎年繰り返されるものだと
勝手に思い込んでいましたが
去年はそれが突然絶たれて
当たり前の世界は
実は特別な世界だったんだと
一瞬一瞬が大切なんだと
本当にそう思い知らされました
いま此処にあって
家族みんなで過ごせる時間の
✨なんと有難いことか✨
本当に『Thanksgiving』 だなと
『与えて下さってありがとう』なんだと
つくづくそう思いました
✨✨✨
この日のために作った
秋の刺繍も
お料理と一緒に食卓に飾って
思い描いていた光景が見られた
嬉しい瞬間でした
✨✨✨
そんな色々な思いと共に迎えた
今年の感謝祭も終わり
カレンダーはいよいよ
最後のページへ
12月に向けて
クリスマスの準備をと思い
昨日はお庭で
リース作りをしました
枠はあるので
そこに巻きつける
葉っぱ探しをしていたら
有難いことに
お庭にちょうど良い子が
生えていました
『狐のしっぽ🦊』
そんな名前の付いた植物で
まさに
ふさふさの尻尾そのもの
日本にも生息してるのかな?
ご丁寧に
赤い実まで付いているので
リース作りにピッタリでした
材料費タダっていうのが
主婦には嬉しい!
出来上がったリースには
赤いリボンを付けて
底は抜けていますが
まだ使える小鳥の巣箱も添えて
中には
ひまわりのタネも入れました
これでお庭の小鳥たちも一緒に
メリークリスマスです
✨🎄✨
お庭の次は
お家の中もクリスマス仕様に
小さいツリーを
玄関ホールに飾りました
先日完成した
クリスマスの刺繍も隣に飾って
この光景も
想像していた世界だったので
一緒に飾れて
本当に嬉しかったです
✨✨✨
11月も
ブログをお読みいただきまして
ありがとうございました
寒さの厳しい季節になりますが
どうぞ暖かくして
楽しい時間をお過ごしください
みなさんの毎日が
明るいものでありますように
✨✨✨





























