その日から、一気にベンとの距離が縮んだ。
そう、ロックダウンが発表された日。
兄の結婚式をスキップできず、帰国できる保証がなかったため仕事の辞表を出し
オークランドから直行便がなくなるからと、焦って変更代金を支払い
あと1週間だね!!と思った矢先にトランジットするシンガポールが国境を閉鎖し
完璧に帰れなくなって途方に暮れていた私を温かく親身になってくれたベン。
そして翌日は大学が午後休校になったからと、大泣きしていた私とずっと一緒にいてくれて
所持金の心配、家の心配もしてくれて
案の定、家を追い出されることが判明したら、一緒に家を探してくれて
更にはLevel3なのに家族の反対を押し切って、私の家見学についてきてくれて
一緒にいなくても、テレビ電話や電話、チャットを毎日してくれた
神のような子なのです。
もし家が見つからなかったら自分の家においで。とも言ってくれて
人生であった中でTOP10に入るくらいの失いたくない人なのでした。
辛かった、本当に辛かったんだけど、あの時の幸せな感じ、キュンってする
あの感覚は本当に恋しくて。
人間、緊急事態になったときに本性が出るので、そのあといくら悪態をつかれたとしても
私にとってはいつまでも大事な人なのです。
絶対忘れたくないこと。だからきっと毎年ここに書き残すのでしょうね。
You made my NZ life to be fine.
Miss you and I always think of you,