小学校に上がると、
もう一つ衝撃的な事実を知ってしまった。
世の中では、
お父さんお母さんが子供を育てていて、
お父さんは働きに出て帰ってくる。
お母さんは家事をして料理を作る。
どうやらそれが大半だった。
私にはたまにお客さんみたいに遊びに来て、
数時間後にバイバイって帰るお父さんならいる。
そのお父さんって何の仕事をしているのかも知らないし、
一緒に遊びに行ったこともない。
私を育ててくれているのは祖父で、
お母さんっていうのは一緒に住んでる人に過ぎない。
しかもお母さんって料理するんだって聞いた時は本当に驚いた。
母が食事をする姿すら、私はあまり見たことがない。
みんなはお母さんがご飯を作ってくれて、
洗濯もしてくれるんだって。
世の中ではお母さんの存在って大きいんだって、
私は知らなかった。
学校で聞く話と、
自分の生活があまりにかけ離れていて
、
家庭というものに憧れを持ち始めました。