ドナウはかくも青く美しく
谷や牧場を静かに流れる
ぼくらのウィーンは君に挨拶をし、
君の銀のリボンは土地と土地を結ぶ
君の美しい岸辺では
嬉々として心が高鳴る
三回で終わりだったか。
今回は玄田さんのアレ以外は全体的にシックに進んだんじゃないかという気がします。
先週語った生贄フラグですが、両方ともある種捧げられるべき存在だったという訳ですね。
元々はラインX1という名称だったそうなのですが、ドナウX1になっていました。
恐らく理由は二つ。シュヴァルツヴァルトを舞台にしたかったというのと、今回のサブタイトル。
父子の悲劇物と悲恋物を同時にやったのは原作からなのでしょうが、マジンガーにしては珍しくなかなかにしんみりさせてくれるエピソードです。
そして終盤の一撃の時、悪魔に変貌するマジンガーと、顔を潰されるドナウ。
尺も短かったしロボットプロレスとしてはあまり動かない回でしたが、ここは物凄く力を入れていたんじゃないでしょうか。
この後、シローと甲児君の関係がどうなっていくのかが少し気になりますが、あんまり変わらないんじゃないかという予感も。可能性はトントンといったところでしょうか。
それとやはり気になるのが女将さんです。
剣造だけでなくシュトロハイムまで手を下したというナチュラル・ボーン・キラーな女将さんですが、何か大きな目的を秘めての行動みたいです。今後の核心になっていくと思われますので要注目といったところでしょうか。
次回はミケーネ絡みの戦闘頭脳が出てくるのかな?
もしそうだとすると、これまた第一回と繋がりがある展開なので楽しみです。