…………お悔やみ申し上げます。
by天野川リュウセイ
という訳で、ヒューズ死亡回でした。
冒頭のイシュヴァール戦の描写がしょうもなさ過ぎて泣けました。
騎馬戦じゃあるまいし、平地真っ直ぐ走って撃たれる戦闘とかあるかっ!!!
ただ、ここの箇所は原作ではもう少し先でイシュヴァールが首題として語られる時のエピソードを含んでいます。
それが功を奏したか? と言われればそんなに大した違いはなかったのですが、少しは再構成しようと言う意気込みの現れと考えて肯定的に捉えたいところです。
そうですねぇ、今回ウィンリィには慣れてきたのか比較的いい感じでした。
逆にリザに違和感が……こちらが立てばあちらが立たず、といった塩梅ですね。
余り関係ないですが、冒頭のセリフはリュウセイさんが根谷美津子さん(前リザ・ホークアイ役)が声当てたキャラと会話していた時のものなので、そういう意図を含んだ小ネタです。
はい、分かり難くてすいません。
あまり感慨が湧かなかったなぁ、というのが正直なところなのですが予想していたので別に何とも。
やっぱり慣れて来ちゃったのかもね。
今回ヒューズが殺された理由は案外単純で、よくよく考えればこの時点の情報だけでも判断出来ます。
ヒントは
1・ヒューズには錬金術の知識がない。
2・地図を見て、アメストリス国争乱の事例を辿り、印を付けていた。
3・傍らには賢者の石錬成陣のメモがあった。
4・アメストリスはほぼ円形。
5・国の争乱は誰が主体になっているのか?
6・軍がヤバい。
私はコミック読み返してる時、自発的に気付いてちょっと得意だったのですが、次号のガンガンでネタ明かしされたので少し悔しかった記憶があります。
今思い返すとかなり露骨というか、分かり易いんだよなぁ。
ちなみに、ブラッドレイはヒューズの葬儀で手を震わせるような動作をしていました。
コレについては諸説あるかと思いますけど、私はやはり哀しみから来る物と判断しています。
ブラッドレイの様々な言葉を眺める限り、かなり複雑な心理を持った男というのが理解されるからです。
殆どネタバレに近い……と思う人も居るかもしれませんが、よく考えれば分かるレベルだと思う。