さっすが大杉さん!!!
攫われたのは大杉さんと推定する一同。
咲のマスコットもあったから当然ではある。
2万人は、やはり事情を知らない人の誤解みたい。
自分達に通報しないのは気不味かったからじゃないかと推測する押し入れ(通称)。
写っていたピアノをエデン検索に掛けて希少な物と判断。
更に滝沢君がセレソン権限で突き止める。
ホテルの名前は『インソムニア』
意味は「不眠症」
鬼束ファンの俺的には1stアルバムの名前として記憶に残っているが、映画ネタの多いエデンのことを考えるとクリストファー・ノーラン監督、アル・パチーノ主演の『インソムニア
』だろう。
普通ホテルに「不眠症」なんて名前付けないしね。
また、これは後半の展開にも多少関わってるような気もする。
社長さんと滝沢君のセレソン合戦。
ぶっちゃけ「捕まってるヤツ救出してくれ」でもよさそうな気がするんだけど、直接干渉は出来ないのか? 確かに履歴で伝わっちゃうから「救出させるな」と命令下されたら終わり。でもそれ言えばホテル買収も似たようなモンだから、お互いどういう判断でやっていたのかはよく分からない。
兎も角、二人は顔を合わせた直接対決へ。
とは言っても戦闘にはならず、むしろイイ雰囲気に。
「迂闊な月曜日を演出した」というのは嘘を付く必要もない状況だから恐らく本当なんだろうが、残高の具合からミサイルに直接関わっていなさそうだ……というのも今までさんざん考えてきた。
やはりナンバー1である指輪さんとの関連が見え隠れする。
社長さんは、ロクデナシを殺すのを目的としていたようで、結局攫われていた男は大杉さんじゃなかったっ……!!
先週の時点で、ネクタイの色が違っていたのを気付いた人は結構居たようですが個人的には大杉さんに入れ込みすぎてしまい注意を怠りました。恥ずかしい。
よく考えれば、状況的に覆面してる必要ないんだよ。
ホテルの中で生涯終える事になるはずだから顔隠しても意味はない。
そこをもっと早く気付くべきでした。
大杉モドキが警察やエデン組に助けを求めなかったのもちゃんとした理由がある事になります。
警察だと指名手配だから捕まっちゃうし、ケータイアドレスはあっても誰が助けてくれそうか分からない。
何故同じ掲示板だったのかは分かりませんが、ブックマークでもされてたのかもしれません。
妙だと思わせながらも、ちゃんと痒いところに手が届く。こういうのは良い作品に共通する傾向です。
さて、ここで映画『インソムニア』。
簡単に言うと、連続殺人犯を追っていたアル・パチーノが、うっかり同僚を殺してしまい、しかもそこをイヤらしい顔のロビン・ウィリアムズ(殺人鬼)に目撃されて脅しを受ける……というお話。
ホテルの名前にこれを用いた理由が、本来善である警官が悪に堕ちそうになってしまう、という転換は善(被害者)であるはずの大杉モドキが、実は悪(連続強姦魔)だったというプロットに表れてるんじゃないかと思います。
翼が生えて飛んだ時は、最初タネあるだろうと考えて、次にやっぱ違うか? となって、最後に種明かし。
やっぱりそこまでハイスペックじゃないよね、ジュイスも。
彼女に愛想が良かったのは、殺した相手が犯罪者だからなんでしょう。
彼女は逃げていきますが、もうあんま本筋には関わってこなさそう。
そして尺の問題から、あとは指輪との対決編に入って、もう他のセレソンは出てこないんじゃないかって気がしますね。
さて、今回のエピソードで我等の大杉さんは
何もせずにみんなへ迷惑を掛ける
という離れ業をやった事になります。
さすが大杉さん! ウザキャラの鑑!
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる! あこがれるゥ!
何処へ行ったかは謎のままですが、多分酔いつぶれて寝てるだけだと思います。
来週からはいよいよ滝沢君の記憶編。どうなっていくのか楽しみです。