獣の奏者 エリン 第19話 「カザルムの仲間」 | リュウセイグン

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エリン、

『王獣バカ一代』


じゃなくて良かったね






エリン初めての集団生活。
アケ村ではお母さんと二人きりで、せいぜい子供達と遊ぶ程度。
ジョウンとムック&モックとの生活もいわば「君は川流を汲め 我は薪を拾わん 」といった様な、極めて牧歌的な生活であった事が察せられます。
(※ この箇所しか覚えてなかったから引用しましたが、全体の意味を読んでみると寧ろカザルム以後に近い内容でしたw 勉強になったからそのままにしておきます)

ゆったりとした環境の中、自分のペースでやってきた彼女にとっては集団生活は苦労そのもの。
そういや一話から虫に気を取られて仕事ほっぽってたもんなぁ。
こういう気持ちは非常によく分かります。
取り分け、灯りに誘われる蛾のように図書館に吸い寄せられる所なんか他人事とは思えません。
そんで気を取られて時間乱したりね。

あるあるwww

と、思わず頷いてしまいます。
まぁ、カザルムの仲間も出来た人が多いみたいですし、エリンは数少ない女の子だから浮いたぐらいで済みましたが、野郎だらけの寮生活なんかもっと荒んでますからね~。
仲間、と言えるくらいになるのも最低一年は掛かる。
そう考えるとやはり、とても恵まれた環境だと言えるでしょう。

しかし、色々な意味で孤立していたのは確か。そこでオバサン少女ユーヤン大活躍です。
やはりこの子が良い方向へ導いてくれました。同室のキャラで学園生活が決まる、と考えたのもあながち間違ってなかったな。イジメフラグ回避、と言ったところでしょうか。

個性を大事にする
当たり前の事ですが、なかなかに出来ないのが人の世というもの。
それが実行されていると言うだけでも、カザルムの良質さが分かります。
エリンが霧の民としての劣等感を抱いていたのはちょっと意外かなぁ。
きめ細やかな演出が為されている今作で、そんなに表だってませんでしたから。

ま、いいか。

差異を無視すると逆に気になってしまったりするもの。

差異を自覚しつつ、歩み寄っていく事こそが大切ですよね。

さて、大きな流れの中では「人に飼われた王獣は飛べない」らしいという事実が判明。
育て方に問題があるのか、禁忌の部分にも大きく関わってきそうな予感です。
そして王獣の仔・リランの名前が語られ、来週は初登場になりそう。
この仔が今後のキーパーソンとなるようなので要注目、といったところでしょうか。