子供達の小学校のスクールカウンセラーの方から、地震を体験した後の子供たちの反応や

それらについてのケアの方法を記したプリントが回ってきましたので抜粋して書き出します。


  ☆お子さんの心と体に起こる反応の例


・眠れない、怖い夢を見る、夜泣きをする

・食欲がなくなる

・大きな音にびっくりする、暗いところを怖がる、1人でいるのを怖がる

・不安が強くなる、心臓がドキドキする。

・甘えたり、わがままを言ったり、赤ちゃん返りしたりする

・ハイテンションになる、または元気がなくなる


 ↑上記の反応は誰にでも起こる普通の反応です。

 1週間くらい様子を見て、少なくなっていくようなら心配はありません。

 お子さんの心のショックを和らげるために以下の事に気をつけて下さい。


・周囲の大人が落ち着くようにしましょう。それを見てお子さんも落ち着きを取り戻していきます。

・不安や恐怖に対しては、がんばらせたり「強くなれ」と励ますよりお子さんの気持ちに添ってあげて下さい。

 なるべく大人が一緒にいて、お子さんが不安そうならスキンシップをしたり添い寝してあげて下さい。

・なるべく普段と同じ日常生活を送るよう心がけて下さい。

・お子さんが話したい時は聞いてあげ、話したくない時は無理に聞き出さず見守ってあげて下さい。


以上・・被災なさったお子さんをお持ちの方々のお役に立つといいのですが・・


大人以上に心に傷を負っているのがきっと子供たちです。

出来うる限りのケアを、親に限らず周りの大人がしていきましょう。

子供達の笑顔が何よりの希望の光である事は間違いないのですから。