まほうのほうきでトロントへ

まほうのほうきでトロントへ

2014年4月からトロント生活がスタートしました。
渡航準備からの記録や、現地で経験したことをお届けしていきます。

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あっという間に3日間が過ぎ、私たちは飛行機でラパスに戻りました。

フライト時間の都合でまたホテルの無料朝食を食べ損ねつつ。チッ(-゛- )


ちなみに、ウユニ空港で欧米人旅行客が軒並み金属探知機に引っかかっていたのですが一体なんなのでしょう。

まぁいっか。


1泊観光で、宿は前と同じミルトンです。

スタッフのおじちゃん達と再会し、行きたい観光スポットについて情報を

集めます。そして向かったのがここ、



テレフェリコ!

ケーブルカーのことです。

ラパスにはいくつかの路線と乗り場があるのですが、ここは旧鉄道駅の裏にある、赤ラインのケーブルカー乗り場。


この日は日曜日だったので地元の人達で大賑わい。

1時間くらい並んだと思います。

そしてみんなが向かうのが、毎週日曜開催の泥棒市です。


もってけ泥棒!な気前のいい市場ではなく、各地で“仕入れ”のプロが

手に入れた品々が売られていると言われるところです。

下手するとさっきまで自分が持っていたスマホが陳列されている、なんてこともあるかもしれませんので行かれる方は十分お気を付けください!

私たちも、カバンからカメラをぶら下げていたら通りすがりの地元民に注意されました。


実際に何が売られているかというと、日用品や衣類、何かの部品などなど・・・観光客にはおよそ必要ないものばかりでした(^_^;)



あと、アルパカ。

露骨に写真を取ったらお金を要求されそうだったので、遠くからこっそり、パシャ!


食べ物の屋台は楽しかったです♪


私はトルーチャという、ラパス名物の魚に挑戦。

鮭の仲間らしいですね。おいしかったけどボリュームありすぎ(笑)


市場を一歩出るとこの景色。


と、2人で写真を撮り合っていたら傍に座っていた日本人のNさんという方が手伝ってくださったのですが、何とミルトンの宿泊客でしたΣ(・ω・ノ)ノ!

話を聞くと、私たちと同じ場所へ行くことが分かったので一緒に向かうことに。他の宿泊客も合流して私たちが向かったのは、そう。

あの有名な、




おばプロ☆


スペイン語でルチャ・リブレ。

私たちが帰る前にわざわざラパスに泊まった理由。

ボリビアの伝統的な衣装を着たおばちゃん達が戦うという、聞いただけで脱力感満載の人気娯楽です。


実際は、圧倒的に男性同士の試合が多いし戦う女の人はおばちゃんっていうよりお姉さんだし、何より展開がぐだぐだだったけど!



ニンジャッ
審判もわりと参戦

戦うお姉さん

客席にレスラーが飛び込んでくる率高し

悪者のおばちゃんもいます


正義役と悪役がいて、最後は正義が勝つようになってるみたいなんですが・・・正義側が弱すぎて審判が手助けしまくったり、悪者役のレスラーと息を合わせてるのがバレバレだったり、悪者のチョップに優しさが感じられたり(笑)

でも個人的にはそのぐだぐだ感がおもしろかったかな(笑)




帰り道、ケーブルカーから夜景を見るのを楽しみにしていたのですが、

時間が早すぎてまだ空が明るかった。。。


そして意外とスピードがあるのでブレブレです


代わりにホテルの屋上からの景色を楽しみました。






翌日の午前中は、ミルトンメンバーでハエン通りというおしゃれな建物が集まった路地までお散歩に。この時、私はカメラを忘れたので写真がありません・・・(´д`lll)

その後はみんな予定がばらばらだったので、宿に戻って解散。


私たちはこの日が最後なのでサガルガナ通りで家族や友人へのお土産を買ってから、私がどうしても行きたい!と言っていた「アレキサンダー

コーヒー」というカフェを探しに行くことにしました。

チーズケーキがおいしいという、ボリビアの高級チェーン店です。


お店を見つけられずにうろうろしていると、道の向こうから見知った顔が・・・なんと、偶然にもNさんと再会!アレキサンダーコーヒーに行ったことがあると言うので連れて行ってもらうことができました。

そしてこれが、噂のチーズケーキ♡




たらふくケーキを食べた後(私はNさんの残りも半分頂いてしまった)、3人でしばし観光。

まず近くのムリリョ広場へ。




ただ、広場より



ハトの方が目立ってましたけど。


そこからフランシスコ教会まで歩き、そばのビルに入ってみたら、ここも屋内市場になっていました。

小部屋がたくさん並んでいてその一つ一つがお店になっているのですが、一つのブースがやたら小さくて、思わず写真を撮ってしまいました。






日も暮れてきた頃、ウユニに移動する予定のNさんとお別れし、私たちも

ラパス空港へ。
フライトは午前4時半なので、ここから長~い待機時間の始まりか、

と思いきや。


近くに座っていたカップルになぜか突然記念写真を求められ、そこから

片言の英語とスペイン語でおしゃべりが始まりました(笑)

2人はペルー人の夫婦で、アジア人が珍しかったので声をかけてみたんだとか。

最初写真を撮ってほしいと言われた時は、その隙にカバンを盗まれるんじゃないかとめちゃめちゃ警戒しましたが・・・ごめんね。

でもびっくりするよ!!


2時になると夫婦は出発ゲートに向かい、また私たちだけになりました。

ところが私がトイレから戻ってくると、友人が今度はおじさんに話しかけられている(笑)!

また警戒度MAXの私。


彼の名はアベル。

ボリビア人ミュージシャンで、2年ほど日本に住んでいたらしく、少し日本語を知っていました。


よ・・・余計に怪しい・・・(-""-;)


まぁ、周りに人もいるし、と思ってしばらく話していると、アベルが「この曲が好き」と言いながらギターを取り出し、演奏してくれました。

山崎まさよしの「One more, one time」を。


しーんとした夜中の空港に響き渡る、アコースティックギターの音色(笑)

しかも山崎まさよし(笑)

それから彼の曲も聞かせてもらいましたが、意外とよかったです( ´艸`)


気づくと3時半だったので、アベルにお礼を言って出国ゲートへ。

楽しい時間をありがとう。




トロントに戻ってきたのは予定より少し遅い午後7時。

寒いけど、歩いても体が重くないのが嬉しくて、そして帰ってきたんだなぁと実感。


それにしても、まったくボリビアという国は出会いの宝庫でした。

ウユニ塩湖も素晴らしかったけど、今回の旅行は人との出会いなしでは

語れません。

これからウユニに行く方も、楽しい旅となりますように!