さほど意味のない人間関係を何となくこなし
さほど意味のない仕事を終え
本当に意味のない1日分の時間(人生)を消化し
家に帰る夜中の駅のホーム。
ホームには自殺防止のためのブルーのライトが
家路につく私に、スポットライトをアテテイタ。
そんな時思い出すのはいつも同じ4畳半一間の
葛飾区にある、アパートというにはあまりにも古い
私の当時の住んでいた場所だ。
そこにある、すべての時間が30年前から
止まっているかのようで
もちろんそこにいる私自身の時間も止まっていた。
そこにある全部が木造で
どこかで拾ってきて置いてあるTVさえも木で出来ている
と言われれば、そう信じてしまうような部屋だった。
もちろん壁から、狭い部屋まで続く廊下、ただそこにあるだけのトイレさえも
そのほとんどが、スミからスミまでキッチリと木造だった。
天井に至っては、木造独特の木の模様があり、それがなんだか私を見下している顔にすら見えた。
そしてそれがとても、不気味だった。
この文章を書いている今も対して変わらない
環境に身を置いているのだが、、、、、、
とにかくいつも思い出すのは、思い出のスタート地点はあの部屋だった。
質問というか昔住んでいた部屋の、説明になってしまったが
私を私が説明するうえで必要なことだったので今回は部屋の話で
津好きは、次回にさせて頂こうともう。同居人について、なにを食べていたかについて、何をして生きていたかについては
追い追い話していこうと思う。