霜降も過ぎ、秋も終わりに近づいています。
朝晩の気温が一段と下がり、同時に空気の「乾燥」が著しくなってきました。
この時期に気をつけなければいけないのは、この「乾燥」。
「乾燥」により皮膚や髪がかさついたり、咳や痰が出て、さらには肺を侵して気管支炎や喘息に至ってしまう事もあります。
秋の養生は、こうした大気の乾燥から体を守り、冬に備えてしっかりと免疫力を高めていくことが大切となります。
体を温めて余分な水分や滞った気の流れを促し、肺や大腸{注1}の働きを補っていく食材を積極的に摂りましょう。
●辛味の食材:ネギ・生姜・ワサビ・唐辛子など
●果物:柿・梨
●根菜類:サツマイモ・里芋・大根・レンコンなど
●きのこ類:しいたけ・.松茸・舞茸など
{注1}東洋医学でいう「肺」は、大腸と表裏一体の関係の関係にあり、互いに連動している。
カボチャ煮
小松菜と厚揚げの煮浸し
鶏ひき肉大葉巻き
きのこのマリネ
16穀米
里芋味噌汁
トマト
柿
