ダンス・ダンス・ダンス -12ページ目

ダンス・ダンス・ダンス

『音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ』

〜村上春樹〜『ダンス・ダンス・ダンス』より

8月13日、木曜、午後1時30分、
小降りだった雨ははっきりと雨粒がわかるくらい本降りになっています。さっき下呂温泉から名古屋行きの特急電車に乗りましたが、僕の前の席に座ってる日本人のオヤジはスマホでエロサイトを閲覧していて、斜め後ろのフランス人カップルは人目も憚らず抱き合っています。
やれやれ、、、 ┐(´-`)┌ 
ゲロ温泉っていうか、これじゃエロ温泉だし。

下呂温泉は有馬温泉、草津温泉と並んで日本三名泉に数えられることもあるそうです。他にも箱根温泉、城崎温泉、別府温泉、道後温泉、黒川温泉などなど、有名な温泉地は数々存在しているので、そんな事を言った人がいるらしい、ってレベルの話かもしれないけど、、、後からポカポカしてくるようなお湯で、あったまります。

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最近、シャワーばっかでお風呂にお湯はってなかったもんな~。温泉、好きや~。長野だったかなぁ。温泉に入る野生猿がいるらしいけど、海外から観光に来られた人は、日本人の温泉好きをどう思ってるんだろ。。。

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下呂温泉に立ち寄った理由は他にもあって、『仲佐』という蕎麦屋さんに行くためです。下呂温泉にある『仲佐』の食べログポイントは4.20点。蕎麦部門全国3位のお蕎麦屋さんです。

食べログに投稿している人でも、全国で評判の蕎麦屋さんを食べ歩きをしている人は少ないので、それぞれのお店の点数には相関性がないような気がするし、だとすると食べログは決して絶対的な指標ではない気がするけど。

期待していた『仲佐』の蕎麦ですが、新潟県妙高高原の蕎麦粉を丁寧に石臼で手挽きした蕎麦粉は荒削りな部分とこまかく粉砕された部分が混在していて、限定10食の蕎麦掻きは香り高く、口解けも滑らかです。
僕は、蕎麦掻きは(ほのかな香りを感じたいので)塩で食べるのが好きなんですが、不思議な事に『仲佐』の蕎麦掻きはわさび醤油で食べると、醤油の旨味が際立つ蕎麦掻きです。それはご主人が石臼で挽いた蕎麦粉の個性のようなものかもしれません。よく見ると少し緑がかった部分や黒い粒のようなものが見えて、それは見た目にも手間暇を感じます♫

❶『仲佐』  岐阜県下呂市  その1

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丁寧に打たれた蕎麦は、若干つなぎを入れているそうです。(あの口解けの蕎麦粉だから、つなぎが必要なのかもね)
エッジを感じるくらいコシのある麺は少し平べったくて、喉越しはぬめりを感じるくらい滑らかで、仄かに蕎麦の香りが楽しめます。こっちは塩のほうが合うかも。

❶『仲佐』 岐阜県下呂市  その2

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美味しい♫
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9月17日、木曜、午前4時、
蕎麦apocalypse。夜明け前、久々にこのブログの続きを書いています。

昨日は福井に弾丸出張して、お昼は永平寺横の『けんぞう蕎麦』で四合蕎麦(五合蕎麦をこっそり四合にしてもらった)食べました。

❷『けんぞう蕎麦』 福井県吉田郡永平寺町

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ここのお蕎麦は北海道と福井のそば粉をブレンドした十割の手打ち蕎麦。越前おろし蕎麦は好みの量の蕎麦を皿にとって、花かつおとネギをのせて、大根おろしと蕎麦つゆを混ぜたものをかけたら、ぐちゃぐちゃに混ぜて食べます。けんぞう蕎麦は、大根おろしの絞り汁に好みの量の出汁醤油を入れて蕎麦つゆを作ったら、ざる蕎麦の容量で食べます。
辛味大根は油断するとむせそうなくらい辛いけど、慣れると爽やかで癖になります。ここの蕎麦は、喉越しを楽しむというよりはモグモグして食べる感じです。繊細な香りはなかったけど、打たれた麺に確信に満ちた力強さのようなものを感じて、ふと、親父さんは職人肌で頑固なんだろうな、と勝手な想像をしてしまいました。

福井県には蕎麦と大根おろしが結びついた独特の蕎麦文化があります。以前、『ケンミンショー』でも特集されてた気もしますが、実際に食べてみると、気取ってないというか、主食としての蕎麦を強く感じて、大根&蕎麦の食文化はこの土地に深く根ざしているんだと感じます。素朴でどこか温かみを感じる『おろし蕎麦』は福井のソウルフードなのかもしれません。

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9月17日、木曜、午前8時30分、
静岡行きの新幹線に乗車しました。今日も雨です。ゆっくりお風呂に入れるのはありがたいけど、ジョギングをしていない事に対する罪悪感を感じています。。。( ;´Д`)

今日は夕方から静岡市内で打合せをする事になっているので、振替休暇にして、それまで自由時間にさせてもらおうと思っています。状況を考えるとフルで1日休む余裕はなさそうだし、ついでに
以前から気になってた『藪蕎麦 宮本』さんに伺おうと思っています。
藪蕎麦と言えば、❶かんだやぶそば、❷並木藪蕎麦、❸池の端藪蕎麦の御三家が有名ですが、食べログのポイントでは静岡にある『藪蕎麦 宮本』が4.07点でトップだったりします。
キリっとした濃口の蕎麦つゆは、昨日のおろし蕎麦とは方向性が全然違いますが、浅草に住んでた頃によく行っていた『並木藪』や『吾妻橋藪』を想い出します♫

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9月17日、木曜、12時30分、
バス停横のコインランドリーで、このブログを書いています。『藪蕎麦 宮本』の店内は振り子時計のある古民家で、とても落ち着いた雰囲気です。11時30分くらいに入店しましたが、僕がその日はじめてのお客で12時を過ぎた頃に他に2組のお客さんが来店していました。
はじめに食べたニシンそばは、ふっくらとニシンが炊かれていて、くっきりとした輪郭の出汁がニシンの甘さを引き立てます。池の端藪で修行されていたご主人の蕎麦は繊細でそしてきっちりと打たれていて、薬味の三つ葉や木の芽やネギやミョウガは、炊き上げたニシンが新鮮に感じるくらい爽やかに調和します。今まで食べたニシンそばでここが一番好きかな♫

❸『藪蕎麦 宮本』 静岡県島田市  その1

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その後に食べた手挽きそばは、滑りを感じるような喉越しでミルクを温めたような優しい香りが仄かにします。なめらかな喉越しと優しい香りって、蕎麦ではペアセットのようなものかもしれません。どっちかがあってどっちかがない蕎麦には、これまで出会った事がないし、ない時はどっちもありません。蕎麦湯はお湯みたいにさらっとしていて、キリっとした江戸つゆに入れて一口飲むと『はぁーっ♨︎』と声がでそうなくらいホッコリします。

❸『藪蕎麦  宮本』 静岡県島田市  その2

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ただ、、、美味しいけど、ここの蕎麦はめちゃくちゃ量が少ない。手挽きそばは大きなピンポン球くらいの量しかありません。。。(^_^;)
並木藪の半分くらいかなぁ。僕が知っている藪蕎麦の中で、ここは段違いに美味しいけど、もう少しボリュームがあったらいいのにな。

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9月19日、土曜、午前10時10分、
しなの鉄道に乗り換えました。これから飯山市を目指します。僕がこれから行こうとしているのは、長野県北部にある『富倉そば』を食べられる『はしば食堂』というお蕎麦屋さんです。

目指す店は飯山駅からタクシーで20分。山間部にあるらしいので帰りの事も考えると、飯山駅でクロスバイクをレンタルして自転車で向かうつもりです。オヤマボクチの繊維を取り出すのはすごく手間がかかるみたいだし、農家でしか食べる事が出来なかったそうなので(実際に『はしば食堂』も営業時間がはっきりしていない民家の佇まい)、『富倉そば』は幻のそばと言われる事があるそうです。

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しなの鉄道の車窓に広がる風景は朴訥としていて、秋のそよ風がたわわに実った稲穂を揺らします。もう充分なくらい遠くに来た感じがするけど、『はしば食堂』のある奥信濃は更に山を越えた先らしい。。。

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9月19日、土曜、午後14時、

飯山駅にある観光インフォメーションセンターでこのブログを書いています。北陸新幹線としなの鉄道を結ぶJR飯山駅はクロスバイクや、トレイル用品などをレンタルしていて、アウトドア感が溢れています。フリーのWi-Fiスポットがあったり、ちょっとした時間調整も苦になりません。

飯山駅から『はしば食堂』まで、行きは5㎞以上ひたすら上り坂が続きます。滴り落ちる汗がビアンキのフレームを濡らすのを見ながら、下を向いて30分以上ペダルを漕ぎ続けます。峠を越えてからは下り坂だったけど、途中、堆肥を大量に保管しているところがあって臭かったです。

『はしば食堂』は山間の民家を改築したような造りの店で、旦那さんと女将さんとで切り盛りをしています。お二人の飾らない語り口はお店というよりも、親戚の自宅にお邪魔しているようでもあり、汗だくの僕を座敷のテーブルの一つに迎え入れてくれました。

❹『はしば食堂』長野県飯山市

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はじめて食べた幻の『富倉そば』ですが、色はまだら模様というか褐色の濃い部分と薄い部分があります。食感は『へぎそば』のような粘り気というより、むしろ堅いところてんのような透明感やサクッとした噛み口です。

はじめて食べる食感の蕎麦だ。。。

この食感はオヤマボクチ独特のものかもしれないけど、とてもヘルシーな印象です。ツユは市販のものかもしれないし、ネギの切り方もすごく大雑把だけど、でもこれはこの地方で食べられてきた家庭の味なんだと思う。オヤマボクチをつなぎに蕎麦を打つのは大変そうだし、祝いの場であったり、年越しであったり、節目節目で食べられてきたご馳走かもしれない。また、ここでお蕎麦を食べる機会があるかどうかわからないけど、僕は『富倉そば』の事を忘れる事はないと思う。

壁にかけられた古そうな蕎麦打ち風景の白黒写真を見て、僕は想像以上に長野県のそば文化は奥が深いんだと思った。

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9月19日、土曜、午後17時15分、

東京の東長崎にある『手打ち蕎麦 じゆうさん』の店先で並んでいます。ここは東京都のそば部門で食べログポイントが一番高い(4.23点)お蕎麦屋さんです。他にも亀有にある『吟八亭 やざ和』(4.17点)という店も評価が高いんですが、この二軒のお店は千葉県柏に本店のある『竹やぶ』で修業をしていたので、『竹やぶ系』と呼ばれたりします。

そもそも『竹やぶ』のご主人は短い間ですが『池の端 藪蕎麦』で修業されているので、そういう意味では静岡の『藪蕎麦 宮本』に相通じるものがあるかもしれません。

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9月20日、日曜、午前2時、

上野にあるホテルの一室でこのブログを書いています。『手打ち蕎麦 じゆうさん』では、冷酒を一合、ぬる燗を一合と、玉子焼き、蕎麦がき、田舎せいろを食べました。

この店の一押しは田舎せいろなんですが、2皿しかなかったようで、ほとんどのお客さんが断られていました。。。(^_^;)

玉子焼きはふっくらと焼かれただし巻きで、キリッとした冷酒とアツアツの玉子焼きのコントラストは絶妙です。蕎麦がき(長野産)はミルしたそば粉だそうですが、軽い口溶けと鼻に抜ける香りが感動的で、ぬる燗を飲みながら悶絶するレベルです。そのままでも、お塩でも、お醤油でも、それぞれの美味しさがあって、改めて蕎麦がきの美味しさを実感しました。荒くミルされたそば粉には、つぶつぶが残っていて、とうもろこしのような、温めた豆乳のような、そんな蕎麦の香りは優しく余韻を口に残します。

❺『手打ち蕎麦 じゆうさん』 東京都 その1

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田舎せいろは茨城産のそば粉を手挽きしているそうです。そば殻のつぶつぶがアクセントになっていて、こちらは蕎麦がきよりシャープな余韻を残します。凛とした麺は細く確信に満ちていて、なぜかフカヒレを連想しました 笑!

❺『手打ち蕎麦 じゆうさん』東京都 その2

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それほど滑りを感じないのに、微かに香りが抜ける蕎麦はとても洗練されていて、技術の高さと店主の理想への追求を感じます。

感動的に美味しい♫  さすが東京No.1キラキラ

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9月20日、日曜、午前6時30分、

上野駅の8番ホームで『特急ひたち1号』を待っています。

今朝は久しぶりに浅草寺~上野駅をジョギングしました。それは当時の基本のジョギング・コースで、人影のまばらな仲見世通りを走るのはとても爽快です。交通量の少ない仏壇通り(このストリートには山口もえさんのご実家がやっている仏具店が何店かあります)を通って浅草寺へ。。。

僕がNo.1イケ犬に勝手に認定した狛犬は、昨年と変わらず浅草神社の前に鎮座しています。

やあ、久しぶり。あれから一年、ようやく向こうの暮らしにも慣れてきたよ。

ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

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これから特急電車で日立まで移動して、レンタカーで常陸太田市にある『慈久庵』というお蕎麦屋さんに行って、それからレンタカーで宇都宮駅まで移動、今度は新幹線で山形まで行く予定です。

蕎麦は長野や北海道の他に、茨城でも栽培されていて、特に常陸太田市は常陸秋そばの聖地と言われています。そして昨日の『じゆうさん』だったり、長野の『せきざわ』だったり、美味しいと評判の店は茨城産のそば粉を使っていることが多いので、僕は今回の旅の中で多少回り道をしてでも常陸太田市に行こうと思っています。そこは西日本から旅をする者にとっては、びっくりするくらいアクセスの悪いエリアだけど、直感的に行く価値がありそうな気がしたし、『慈久庵』はずっと気になっていたお店だからです。

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9月20日、日曜、午前7時45分、

ぼんやりと車窓を眺めています。関東平野は迫りくるように緑が生い茂っていて、低く厚い曇り空の下で真夏の勢いを依然たもっています。

ふと、僕は今回の旅で何を見つけようとしてるのかを考えています。そして、自分が本当はどうしたいのかと考えてみたり。。。

こんな自分探しの旅を何回か続けてきたけど、僕はようやく答えに近付いているような気がします。それはまだ、ぼんやりとしていて姿を見ることも、そこまでの距離感もわからないけど、はっきりと存在を感じることが出来ます。

僕が抱えている喪失感や心の空白は紆余曲折を経て、ようやく修復されつつあるのかもしれません。

①父の死

②離婚と別離

③失恋と挫折

人生というSTORYの中で、そんな喪失による心の空白は、1つの章に過ぎないような気がします。そして、そんな空白の期間でも、STORYは書き留めることなく続いていて、、、確かなのは(言葉に出すかどうかは別として)、みんな、人生の意味を見つけようともがいている、という事なんだ。

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9月20日、日曜、午前8時40分、

日立駅に隣接した『SEA  Bℹ︎RD  CAFE』のカウンターでコーヒーを飲んでいます。目の前には太平洋が横一面に広がっていて、押し寄せる波の水飛沫も間近に感じます。

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茨城県は水戸納豆とか水戸黄門とか、そんな一般的なイメージの他に、ネモフィラが丘一面を紫色に染める『ひたち海浜公園』など見どころが満載で、魅力のない県というイメージはありません。何と言っても、水戸市内では色んな納豆が売られていて、いつもスーパーで買ってるものより美味しい気がします。

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9月20日、日曜、午後2時20分、

新幹線の指定席がとれなかったので、とりあえず郡山行きの新幹線に飛び乗りました。これから(福島で乗り換えて)山形駅に向かって、その後、月山を目指します。

常陸太田市にある『慈久庵』(食べログポイント:4.05点)は、バンジージャンプで有名な竜神大吊橋の近くにあります。人気店らしいので、開店1時間前の10時30分にトップバッターで並んでいたら、11時前にお店を開けてくれました。

僕『そば粉は常陸秋そばですか?』

小川さん『常陸秋そばって言えば、常陸秋そばだし、水府そばって言えば水府そばだし。。。』

店主の小川さんは微笑みながら、そう答えてくれました。実はここのお店で使っているそば粉は、常陸太田市の水府地区で小川さんが手作りしたものです。小川さんは焼畑農法で蕎麦を栽培して、蕎麦を手で刈って天日乾燥をして、石臼で粗挽きにひいて蕎麦を打っています。『慈久庵』の蕎麦は、そんな小川さんの一環した想いがこめられていて、、、

❻『慈久庵』 茨城県常陸太田市 その1

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ほんの少しのつなぎで打たれた蕎麦は若草のような自然な香りが微かに鼻を抜けます。そして細くて繊細な麺は、箸で持ち上げると時折からむくらいです。小川さんは自分が栽培した蕎麦に愛情をもっていて、とても優しく打っているからかもしれません。

❻『慈久庵』 茨城県常陸太田市 その2

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そして小川さんの育てた常陸秋そばも、出過ぎず控えめに個性を主張していて、それは、蕎麦がきの優しい口溶けと香りに感じることが出来ます。

人は食べ物を通じて、愛情を伝えたり、それを感じとったりします。でも、その愛情は見つけようとしなかったら、気付く事がないのかもしれません。

小川さんの打つ蕎麦には優しい愛情が込められています♫

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9月20日、日曜、午後6時、

山形駅から高速バスに乗って、月山方面に向かっています。山形には信州とは違った、固くて太くて黒い蕎麦を食べる文化があって、僕は、この旅の最終目的地として月山の麓にある『出羽屋』を選びました。

そこは日本における山菜料理発祥の店とも言われていて、山形における『そば』の食べログポイントも山形県No.1(3.69点)です。

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9月20日、日曜、午後10時30分、

旅館『出羽屋』の鳥海という部屋で、このブログを書いています。広い部屋で一人眠るのは寂しくて、先ほど女将さんに頼んで便箋をもらってしまいました。。。(^_^;)

出羽三山は古来から山岳信仰の対象となっていて、その中心の月山は頂に月読命を祀っています。『出羽屋』はそんな山岳信仰の行者に山菜料理をもてなす店としてはじまり、月山山菜そばは、この宿の名物です。胡麻和えや天ぷら、おひたし等等、様々にアレンジされた山菜料理を堪能した後、鉄鍋にツユをいれた『山菜そば』が登場します。

❼『出羽屋』 山形県西村山郡西川町

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鶏の出汁が効いたツユにざるそば風につけて食べたり、かけそばみたいにツユをかけてみたり、お鍋に入れて煮込んでみたり、太く強く打たれた麺はどう調理しても負ける事なく存在感を保ちます。以前、山形市内で食べたざる蕎麦は顎がだるくなるくらい固かった印象(山形一番の老舗らしいけど正直美味しいと思わなかった。。。)ですが、『出羽屋』のそばはコシはあっても固くはないし、そばの香りも立っています。長い歴史を通じて洗練れてきた山菜料理は、自分のスタイルを押しつけようとするのではなく、旅人を喜ばせたいという「もてなしの愛情」に溢れているような気がします。

熱々で食べる山形そばって、めちゃめちゃ美味しーっ!!

沢山登場する山菜の名前、1つ1つはわからないけど、さりげなく入っている松茸にびっくりしてみたり、、、月山の山頂まで登ってみたいし、いつかもう一度、この宿に帰ってきたいな。その時は、一人じゃなく誰かと来たいと、心から願う今日この頃です♫

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9月21日、月曜、午前4時、

昨日、飲んだ地酒の影響で、ぐっすりと眠れました。さっき自然に目が覚めて、しばらくしたら軽くジョギングをしようと思っています。

dragon・sky・moon・reader

さっき久々にこの4つのキーワードを想い出して、ゾクゾクしています。それはだいぶ前に見た不思議な記憶ですが、僕は『月読命と一緒に竜が舞う空を飛ぶ』夢を見た事があります。とても印象的な夢だったので、目覚めてからもはっきりと覚えていたんですが、、、

竜神大吊橋からのダイブ → 月読命を祀る月山

の流れには、気が付くとこの4つのキーワードが含まれていて、、、箱根→小田原で感じたゾクゾク感を思い出します。

前回は大切なものに気付く事が出来て、挫折から復活するきっかけになった気がするけど、今回、僕が気付いたものは、別の意味でかけがえのないものかもしれません。

そして僕は漠然と護られている感覚もあって『竜と月読命』のセットに関して、特別な力をもらっているような気がします。不思議な感じがするけど、それは蕎麦とも結びついていて、そして僕は蕎麦に対して特別な関心をもっています。

『竜と月読命』は僕を正しい方向へと導く。

今回が二回目だ。。。

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9月21日、月曜、午後1時、

山形空港で帰りの飛行機を待っています。朝ジョギングをしていて知ったんですが、『出羽屋』がある沼山地区は竜神伝説の地だそうです。

丘の頂には竜神を祀る大沼神社があって、長沼の湖面は鏡のように森を反射しています。

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時々不思議なつながりを感じることはあるけど、1つ1つのピースが連鎖し合って、人生のSTORYは展開していくのかもしれません。。。

LET  IT  BE ☆彡キラキラ

Weezer「Island_in_the_Sun」