2月17日（土）7時、羽生結弦選手の素晴らしい演技を観ています。ＡＰＡホテル巣鴨駅前はまだ設備も新しくて、寝ながら大画面でテレビがみれる点も魅力だし、東京に来た時の定宿です。昨日は池袋で、、、
僕
『こんばんは。ササキと言いますけど、ありささんいますか？』
林さん
『えっ？？ ブログの？？ やだぁ、私まで興奮してきちゃったぁ 笑！』
（ＳＯＮＯちゃんがひょっこり顔を出して）
僕
『おおおお。ＳＯＮＯちゃん！！』
ＳＯＮＯちゃん
『はははは。いくぞうさんだ。うけるー笑！』
林さん
『さっき本当はいないんじゃないかって、話ししてたのよね 笑！』
僕
『なにそれ 笑！ 個人情報のやりとりダメみたいだから、どうしよとか思ってさ、、、』
ＳＯＮＯちゃん
『今朝、、、ブログ読んだよ。電波の調子が悪いのか、いいね！出来なかったけど 笑！』
僕
『、、、してよ 笑！』
、、、
昨日は２人でたくさん笑った。
かれこれ５年くらいかな、最初の頃はソウルフルな人だと思ってて、楽しくやりとりしつつ、それから事件もあったり、途中ブログをやめている時期もあったし、、、。まだ整理しきれていない感情を想い出して、ＳＯＮＯちゃんは途中ウルッとする場面もあって、、、
僕
『そう言えば、ゴーヤつくってたよね？』
ＳＯＮＯちゃん
『うん、やってた。あと、バジルとか』
僕
『懐かしいな。もうさ、食べきれないくらいバジル出来ちゃうだもん。まいったよ 笑！』
ＳＯＮＯちゃん
『ははは、そーぉそーぉ 笑！』
、、、
ＳＯＮＯちゃん
『、、、私たち、性格似てるんだと思うよ。
だって、マニアックでしょ 笑！』
僕
『、、、それ、、、たまーに言われるんだけど、いまいち納得できないんだ。なんでだろ 笑！
ブログで知り合ってから、お互い色々あったよね。。。俺さ、てっきりＳＯＮＯちゃん再婚してると思ってたよ』
ＳＯＮＯちゃん
『、、、なんか、会えてうれしいよ。。。
記念に写メ撮ろっか』
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2月20日（火）5時、
けたたましい音で目覚まし時計が鳴って、枕元のiPhoneをみたら、ＳＯＮＯちゃんがブログを更新してた。会ったこと、ブログにアップしようかな、って言ってたことを思い出しながら読んでいたら、、、
２人の写メがアップされてた 笑！
よく見るとウルッとした後で、目元がすごい事なってるし 笑！
実は、あれからＳＯＮＯちゃんのことばかり考えてて、ＳＯＮＯちゃんのはじめてのブログ投稿から、僕がはじめて『いいね！』したあたりとか、はじめて『コメント』した頃とか、ブログを休んでて読んでなかった投稿とか、時間を遡って最初から読んでたんだ。テレビは延々オリンピックの競技を放送してて、ソファに座りながら日曜日の昼過ぎから、気がついたら夜になっていて、
、、、そして、ブルーになった。
ＳＯＮＯちゃんは、決して孤独を感じながら生きていくような人じゃないし、涙でまぶたをはらすより、笑顔が似合う人なのに、、、。
世界は完璧じゃない。改めてそう思ったんだ。
そう思う自分自身、全然完璧な人間じゃないんだけど、、、。
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2月26日（月）2時、
眠れない夜、色んな人たちのブログをベッドで読んで、自分のブログを書こうとしています。昨日、息子が名古屋に来て、これからの進路について話し合いました。高校卒業後の進路についても、将来の夢についても、僕から連絡しても音沙汰なしで、、、元嫁に連絡しても息子に聞いてくれの一点張りだし、、、高校卒業を翌週に控えた週末に、こんな話を聞かされて、、、ある程度、覚悟はしてたけど、、、落胆した。。。
僕
『お前さ、俺たちが何で離婚したか知ってる？
その頃とそれから、俺がどう思ってたとか』
息子はもう人生の岐路に立つ大人だし、僕は彼が知るべき事をきちんと伝えようと思った。これから先の人生において、離れ離れに暮らしている２人が、正面から話せる機会が二度とあるのかもわからなかったから。
何も知らなかった息子は、そこで泣いた。
僕は子供ながら薄々気付いてると思ってたから、逆に驚いた。。。
息子
『何でこのタイミングなん。もっと早く言って欲しかったわ、、、』
僕
『中学とか、反抗期に言う話じゃないだろ。お前にあまり連絡しなかったのも、適切な距離をとらないと、俺がいないことを卑下して、お前がダメになりそうな気がしてたからなんだ』
息子
『もっと連絡して欲しかったわ、、、』
僕
『、、、悪いけど父親は、たぶん一から十まで教える存在じゃないんだ。俺の父親もそうだったけど、、、。同じ男だろ。で、俺はお前より長く生きてて、気付いたこともある。お前はいつかは１人で生きていかなきゃいけないんだ。そう思ったら、心配で甘やかしてなんかいられないんだよ。俺は父親の愛って、そう言うもんだと思う』
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2月26日（月）8時20分、
米原を出発した特急列車は黙々と金沢に向かって線路を滑走します。車窓に広がってた銀世界は、大地をまだら模様に彩っています。記録的な雪害の冬は、ようやく終焉に向かっています。。。あの日、白いベールに覆われた雪景色を見て、僕は堺さんの面影を思い浮かべてたけど、、、今、ぼんやりと車窓を眺めながら思うことと言えば、昨日のやりとりだったりする訳で、、、。
今朝は元嫁から、なんで蒸し返すのとか、どこまで侮辱したら気がすむのとか、何で嘘つくのとか、、、さんざんショートメールが届いています。そもそも嘘なんかついてないはずなんだけど、彼女はずっと事実を息子に話すつもりはなかったから、とても興奮してるんだと思う。
もう話したくもないし、関わりたくもない。
無理してた自分が馬鹿だったんだ。事実に沈黙して、ものわかりのいい人を演じて。父からは嫉妬するのは男らしくないって何度も言われて育ってきた。社会人になった時に届いた手紙には、いつあげ足をとられるかわからないから、人の悪口は絶対に言うなって書かれていた。
、、、でも、
僕はもっと自分に素直であるべきだったんだ。
全ての感情を抱え込むんじゃなくて。
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3月2日（金）10時55分、
iPhoneを機内モードにして、このブログを書いています。ノロノロと動いて滑走路に到着したＪＬ４４３３便は、一旦静止して、、、そして急速に加速して、、、今、空に浮かび上がった。
広島にいる息子の高校卒業式に出席するつもりでとった振替休日だけど、結局、僕は出雲縁結び空港行きの飛行機に乗っている。
正直に言うと、広島で一二を争う進学校に進んだ息子がろくに勉強もしないまま卒業する事がおめでたい事なのかどうかよくわからないし、もう２度と元嫁には会いたくなかった。今日東京でやっている会議に参加出来なかったことは悪いとは思っているけど、でも自分のプライベートに関してペラペラ話すのは好きじゃないんだ。
ごめん。。。
僕が卒業式には行かない予定だということと、もう元嫁には会わないと思うことを伝えると、息子は家族がバラバラになりそうで怖いと言った。
本当はもうバラバラになっている家族だと知っているけど、どこかで修復して欲しいと願っているのかもしれない。。。
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3月3日（土）16時、
出雲縁結び空港で小牧空港行きの飛行機を待っています。昨日は出雲大社周辺を今日は石見銀山遺跡から荒神谷遺跡をブラブラと歩いていました。
出雲大社から徒歩２分のところに、古代出雲歴史博物館がありますが、そこには荒神谷遺跡で発見された３００本以上の銅剣と銅鉾、銅鐸が安置されていて、あっかんの光景がありました。
１０月は神無月とも言われますが、出雲では神在月と言われていて、津々浦々から全国の神々がここに集まるそうです。ここで見つかった他に類のないくらい大量の神具は、ここで数多く祭祀が行われていた証明で、神在月の存在を裏付けるものかもしれません。
『さきみたま。くしみたま。まもりたまひ、さきはへたまへ』
出雲大社の神語を唱えて、これからのご縁を祈念した。今、僕が出雲に来たいと思った理由は、何よりここで縁結びを祈念したかったからだ。二礼ニ拍手一礼の作法は出雲大社では二礼四拍手一礼が正しいそうだ。四拍手する時は、し・あ・わ・せ、の四文字を念じながら手を合わせる。
ここは伊勢神宮とも違って、別格な神社なんだと思う。。。
古代、この地方で神在月と言われる頃、稲佐の浜にはセグロウミヘビが打ち上げられることが度々あったそうです。背中が黒く、お腹がオレンジ色のウミヘビは神の使い『龍蛇さま』として出雲大社に奉納されました。今でも出雲大社では旧暦10月10日に稲佐の浜で神迎祭が執り行われていますが、古代の出雲大社は龍蛇神とともに神秘性を確立していきました。10月10日は自分の誕生日でもあるので特別な感情を抱きますが、全国の神々は10/11〜10/17、出雲の国に集まります。
稲佐の浜の砂浜に座って夕陽を見ていると、人と人との出会いの中には、偶然と運命が交差しているような気がしてきます。優しさや思いやりは、それが当然だと相手に思われた瞬間から、義務に変わるんだ。。。でも、もしそれが義務だとしたら、僕の権利は何なんだろう。僕は最初から権利なんか主張していないし、僕が求めていたものはとうの昔になくなってしまってるんだ。
、、、、、とても細かな砂の上を静かな潮騒をたてながら、波が打ち寄せます。眩しかった太陽がオレンジ色に染まって、水平線付近の空が黄昏ていって、、、とてもキレイだ。
そして、、、少し歩きたくなります。
過去の出来事と、現在、そしてこれから先の未来、、、波打ち際を夕陽を感じながら、ゆっくりと歩く。。。
ふと、ここが出雲大社以上にパワースポットのような気がしてきて、、、僕は健全で素直で純粋な魂でありたいと願った。僕はまず自分自身を信じないといけない。そこに答えがあるから。
いよいよ夕陽は海に沈もうとしていて、優しく打ち寄せる波は夜の到来を伝えているように静かにざわめいて、そして、自分の気持ちがわからなくなった。。。
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3月9日（金）7時50分、
東京行きの新幹線に乗っています。
先日、僕は、堺さんに今日会う女性と付き合う可能性があることとか、君はダメ男に引っかかりそうな気がするから気をつけたほうがいいとか、それじゃあ元気でね、とかそんな連絡をしていて、、、お正月に熊野古道を歩いていた時は堺さんと結婚するんだろうな、とか予想していたことを考えると、節操がないと言うかすごく展開が早くて自分でも戸惑います。。。
2月14日は２日後にＳＯＮＯちゃんに会う話をして、ケンカ別れみたいになっていたし、先日『それじゃあ元気でね』とメールをした後は堺さんからの連絡はありません。。。
from here to eternity
僕の運命は、ここからはじまっていたのかな。
ここにブログを書きはじめた頃は、今とは住む場所も心境も全く違っていて、もう一度ここに戻ってきた頃から、運命の歯車が噛み合って、そして回りはじめたんだ。僕は現実の彼女に会って人生の流れが変わったんだと思う。
今だから正直に言うけど、彼女が結婚している時から、僕は彼女が好きだったし、彼女が離婚するって決めた時は不謹慎だけど本当はラッキーだと思った。彼女が婚活をしてると知って、それじゃあ僕も婚活しなきゃと思って、その後ブログをやめる少し前にも、彼女に会いたいって連絡をしていた。その時、会って何を話すつもりだったのか、今は覚えてないんだけど。
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3月10日（土）8時、
ＡＰＡ巣鴨駅前のベッドの上で、このブログを書いています。昨日はＳＯＮＯちゃんと築地にあるイタリアンのお店に行っていて、
僕
『先輩に銀座にあるマジックバーに何回か連れてってもらった事があるんだけど、ＳＯＮＯちゃん、マジック好き？』
ＳＯＮＯちゃん
『私、タロットカードするでしょ。マジックも好きだよ』
僕
『ホント？
じゃあ、席、空いてるかお店に電話してみる』
築地からタクシーで銀座まで移動すると、マジックバー『ジョーカー』はちょうどテーブルが１つだけ空いていて、しばらくするとカウンターの特等席に座らせてもらいました。
僕
『思ってたより、すごくない？』
ＳＯＮＯちゃん
『うん。すごい！！
、、、何だっけ、そう。ハンドパワー 笑！』
マスター
『練習してますから 笑！』
、、、
池袋の改札口まで、彼女を送って、
、、、それから、僕は彼女に好きだと伝えた。
彼女はきちんと返事をするから、少し待ってほしいと答えた。しばらく彼女を抱きしめて、そして歩いていくＳＯＮＯちゃんの姿が見えなくなるまで見送る。2月16日、はじめて彼女に会った日も、この場所で彼女を見送ったけど、その時とは明らかに違う感情が胸の中にあるよ。
、、、それは、とても温かくて満ち足りた感情で、その感情は僕に不思議な安心感を与えてくれるんだ。
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3月11日（日）6時30分、
ベットの上で、このブログを書いています。
並行して書いていた『蕎麦apocalypse パートⅢ』というブログが文字数オーバーでアップできません。。。ＳＯＮＯちゃんにその旨連絡をしたら、、、うけてました。
改めてになりますが、毎回毎回めちゃくちゃ長いブログなのに、沢山の方にいいね！をしてもらっていて、本当に感謝しています。文字数オーバーになるくらいだし、時々スクロールしながら、どんだけやねん、ってキレてる人もいると思うんですが、本当にすみません。。。
m(_ _)m
それと、
これからも、よろしくお願いいたします。
あっちのブログはもうカット出来る部分も限界で、お蔵入りになる見込みです。とほほ。。。
今日、東京から名古屋に戻ってきた僕は、今度、ＳＯＮＯちゃんと会う時の計画を考えています。
そして、世界は素晴らしいって思うんだ。
あっちのブログでも書いたけど、まだまだ行きたいお蕎麦屋さんは尽きないけど、でも、今度は彼女と一緒にお蕎麦を食べたいって思った。パートⅢはお蔵入りなので、今度はパートⅣになるのかな。。。
それでは、いい週末を。
from here to eternity ☆彡
