言葉に気持ちをのせる♪
英語の学習というとどうしても避けて通れないのが言葉を覚えることです「暗記は昔から苦手で・・・」「年齢と共に記憶力が低下してきて・・・」とおっしゃる方は少なくありません。さて、ではどうやってラクに覚えるのかというと「言葉に 気持ちをのせる」んです。学校の英語の教科書の内容がなかなか頭に入らないのはその内容が自分が思っていることではないからです以前、be動詞の主語との組み合わせがなかなか覚えられない生徒さんがいました。文法の教科書の例文ではピンとこないようだったので彼が本当にそう思える英文を一緒に作りました。こんな感じです。I am .You are .He is She is .We, They , It と続きます。こんな感じですべての主語の組み合わせの文を作るシートを渡し、「さて、何を入れる?」とたずねると、彼はサッカー部に入っていたので、I am a soccer player. (僕はサッカーの選手です。)が出てきました。これって実は深い質問です。「自分とは何か?」と自分のことをどう思っているかが答えに出てくるからです。実は私はこんなふうにその人が無意識にどういうことを考えているのかを一緒に探っていく、発見していくことが大好きなんです基本的に人に興味があるんですよね続いて「じゃあyouは誰にする?」.ここでも誰を選ぶかは人によって違うので面白いところです。彼は友達の一人を選びました。You are funny.(あなたはおもしろい。)そして、同様にhe は憧れのサッカー選手、 she は母親、を選んでそれぞれに彼が思うことを書きました。He is the best soccer player in the world.(彼は世界で一番上手なサッカー選手です。)She is kind.(彼女はやさしい。)彼はお母さんとの関係は良好なようです。それとも恐れている(笑)?さて、できた例文を自分のものにするためには音読×音読×音読この時もロボットのようにただ繰り返していてはダメです。ポイントはきちんと英文の内容を頭に思い描いて気持ちをのせて発音すること最初は機械的にただ発音していただけの彼も自作の英文を言うときは生き生きした表情になっていました。ちなみに It の英作文の時に「彼は『正直』ってなんて言いますか?」と私にたずねました。私は、主語が it (それ)なのに「正直」ってどういうこと?と思ったので、「そのitは何にしたの?」ときくと彼は「サッカーボール」と言いました。「ボールは正直」だそうです。彼のサッカーに対する真摯な気持ちが伝わってきて、とても印象的でした。何か覚えたいものがある時に是非試してみてくださいね~全く関係ないですが、I love strawberries💕(好きなものって気持ちこもりますよね😉)