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啖月会館MAXIMUM

帰ってきた啖月会館です。
「ことば」について色々な角度から眺めつつ、
漫画・映画・時事ネタ・雑学ネタ等に走ります。

 手書きで文章を作成するに際して、細字のペンで書くことを好みます。

 できれば「0.5mm以下のサイズ」をチョイスしたい性質です。

 ただ、細いボールペンはその細さに反比例して滑らかさがスポイルされ、書き味で物足りなくなるというのが悩みどころでした。

(先が細い=インクの出口が小さくなる→インクが出にくくなる→インクを出すためには「ゆっくり書く」または「力を入れて書く」→思ったように滑らかに書けない)

 

 ところが2年ほど前、自分の望む「細さ」と「滑らかな書き味」の両方を満たしてくれるボールペンに出会えました。

 それが三菱鉛筆株式会社の「uni ball Signo 極細シリーズ」「0.28mmボール」

 

 上がSigno0.28mmで引いた線で下が0.5mmシャープペンの芯。

 その細さが分かっていただけると思います。

 この細さで力を入れずにスゥーッと線を引けるのがベネ。

 この滑らかな書き味を引き出す極小ボールを作り出す技術に感心するばかりです。

 

 自分の嗜好にマッチしまくりで公私に渡って愛用していますが、一点だけ「どうにかならないかしら」と思うのが、うっかり机の上などから落としてしまったりした時、著しく書き味が損なわれてしまう点。

 ペン先が紙に引っかかる感じになり、またインクの出方も不安定になり、文章書くにあたって「安定した文字にする」というノイズ的作業が加わり、ストレスが生じてしまいます。

 普通のボールペンなら何事もない高さからの落下衝撃も、0.28mmのボールペンには極小ボールを収める箇所等に歪みが発生してしまうほどの物になり、ボールの転がりやインクの出に大きな影響を与えてしまうのでしょうね。

 その繊細さは、もう「精密機械の類い」と考えて差し支えないなと思った次第です。

 大事に扱わねば、と猛省。

 

 「uni ball Signo 極細シリーズ」、オススメなので気になられた方は文房具屋さんへGO!

(Seriaとかの百円均一ショップでも取り扱ってあるようです。というか、啖月はそこで買ったわけですが。)