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啖月会館MAXIMUM

帰ってきた啖月会館です。
「ことば」について色々な角度から眺めつつ、
漫画・映画・時事ネタ・雑学ネタ等に走ります。

 休日のこと。
 割りと大きめの市街地に向かって車で遠出しまして。
 目的地に近づくに従い、車列の間隔も詰まりだし、

「やあ、交通量が多くなってきたな」
と思い始めた頃、どうにも前走車の挙動がオカシクなってきましてね。
 明らかに周囲の車よりも走行速度が遅くなり、加えて左にフラ~フラ、右にフラ~フラと走行が安定しない。
 信号による停車時も、前々走車との車間距離が変に空いた位置で急減速し、その後じわじわと車間を詰める感じで、青信号に変わったら変わったで前の車が発進して2秒ぐらい経ってからユルユルと走り出す始末。
『普通の予測で後続を走るはちょっと能わず』
て感じの覚束ない運転が続いたため、追い越し車線が空いたところでスウッと前に出て
「テメ、何やってんだぁ?」
とルームミラーで確認したら



30代後半くらいの女性が、
運転しながら化粧直ししてはりました…。


『…この年でこれなら付ける薬ないわ…』

と、触らぬ神に何とやら、キミコ危うしに何とやら、三十八計何とやらで、再度追い越し車線と車列の流れに乗って、ジワジワと遁走したわけですが、
それから数分もしないうちに
別の化粧女(けしょうめ)が運転する車に後ろ取られた日には

『アハハハハハハハハハ』
と乾いた笑い漏らすしかなかったです。

 なんと言いますか、まず運転前に顔作る余裕も持てない人間が公道に出る時点で何か危うい気がしてるわけですね。
 で、そんな状況なら『いっぱいいっぱいな状態での運転』であることが窺えるのに、運転しながら顔作るという
『時間的余裕も持てない人間がさらに自ら心の余裕も棄ててる』状況に、もう腹立たしさ通り越して滑稽さしか感じられず、

 「その鏡に映して見るべきなのは、果たして何だろうね?」
と問いかけてみたくなった一日でした。