こんばんは、桃瀬です。
 
今年は出だしが遅くようやく読んだ一冊についてです。
 
今回ネタバレはありませんのでご安心ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『何様ですか?』 枝松 蛍
 
 
 
 
 
 
 
 
噂の『このミステリーがすごい!』大賞とやらの特設コーナーにあった文庫本です。
 
厚さは一般的なのですが、内容は結構軽く読めるかと思います。
 
 
 
 
 
 
まず、個人的で申し訳ないのですが点数を100点満点でつけるとしたら…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
60点くらいですかね???
 
 
 
 
 
 
 
 
桃瀬が本を買う時はタイトルとあらすじを見て決めるのですが
あらすじはとても面白そう。
 
 
以下、著書からのあらすじ抜粋です。
 
 
「中学時代に義父から性的暴行を受けた女子高生・平林美和は、
義父に殴り殺された弟”ユウちゃん”を内面化し、
その囁きに従って”ファイナルプラン”と名付けられた大量殺人計画を遂行しようとする。
一方、倉持穂乃果は意識が高く社交的で、
自らの日常や読んだ本の感想をブログに書き続けていた。
そんな倉持を嘲笑しながら着々と計画を進める平林であったが、
その先には思いがけない事態が―――。」
 
 
 
 
 
 
どうも主人公の闇が深そうなお話ばかり手にとってしまうのですが、
あらすじだけ見ると個人的には80点くらいあげたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
もちろん、面白い点もありました。
 
まず、文章の進み方が三種類に分かれているという点。
 
一つは美和を中心とする視点。
もう一つは、そんな美和に対して恋心を抱くクラスメイトによる視点描写。
そして最後が倉持穂乃果によるブログの形式描写。
 
 
三つが全く異なった文面で描かれているのは面白かったです。
誰の視点からどう見えているのか相違があるのはリアリティに溢れてましたね。
 
 
 
印象は、美和ちゃんがとにかく中二病。
なんだか見ていて恥ずかしいほどに。
 
 
あとは倉持穂乃果のブログ形式の描写はとにかく読みにくい。
これもある種のこんな時期あったなぁ…と恥ずかしくなる感じ。
(ブログ世代の私にとってはですが。)
 
 
 
 
うーんと思った点は、
まず、あらすじにあるような美和の身に起こったことが
あっさりと書かれすぎているという点です。
 
性的暴力とか弟の死とか。
結構さらっと書かれていた印象ですね。
 
 
 
あとは、”ファイナルプラン”と称されていた大量殺人計画が
物語後半まであまり触れられていない点。
 
触れられたと思ったら案外あっさり計画が決まっていて拍子抜け。
 
まぁ、あんまり重きを置かれていなかったのかな・・・?とも思いますが、
あらすじに惹かれて買った私としては物足りない感じ。
 
 
 
そして、なんと言っても結末ですね。
 
ミステリーの醍醐味といえば伏線の回収やらあっと驚く大逆転やら
予期せぬ結末やら色んな要素があると思いますが…。
 
 
ネタバレになっちゃうので詳しくは書きませんが、
まぁ、大逆転までは良かったのですけどその後が弱い感じ。
 
動機付けがなんか…大したことないなぁ。みたいな印象。
これもまた拍子抜け。
 
 
というか、女子高生ってこんなに死ぬことにこだわって生きてるのかな?と
少し疑問になりましたね。うーん。
 
 
あとは、期待値が高すぎたかなと。
仮にも『このミステリーがすごい!』大賞のコーナーにありましたからね。
ミステリー要素が弱いような…うーん(笑)
 
 
そんな感じで60点という点数をつけました。
あくまでも私の個人的な感想であるということは言うまでもないです。
 
価値観は人それぞれですしね。
 
 
ぜひ、興味があったら読んでみてください。
知ってる方がいたらその方の感想もお聞きしたいので
コメントいただければと思います!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次回は気になっていた
『セイレーンの懺悔』という本をゲットしたので読んだからまた。
 
 
 
おやすみなさい。