The Flaming Lips
- 本日はThe Flaming Lipsをご紹介
初期と現在は微妙に音楽性が変わってきてはいるんですが、底辺にあるメロディへの執着心は半端じゃないですねこの人たち
ポップ好きな人にもサイケデリック好きな人にも、ただ単純に音楽が好きな人にも、どんな人にもお薦めできるバンドです
Clouds Taste Metallic/The Flaming Lips
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メジャーからの3作目にあたる今作で、不動の地位を確立しました!
アシッド・フォークな曲が多く、今に比べるとだいぶサイケデリックな肌触りのある作品です
ファンの間では最高傑作の呼び声も多いすばらしアルバムです
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- Zaireeka/The Flaming Lips
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そして前作発表後、ギターバンドとしての表現だけでは物足りなかったのか、カセットデッキを複数の人間が再生するという通常のライヴの概念からまったくかけ離れた実験的なライヴを行うんです
そんな実験の結果、1997年にはとうとうこのアルバムを作っちゃうわけです
このアルバムは4枚組なんですが、そのCD4枚を同時に演奏することによって、やっとちゃんとした曲が完成するという前代未聞の挑戦をしかけてくるんですねぇ
通常CDプレーヤーは、メーカーや機種によって再生速度が微妙に違ってたりするものなので、同メーカーの同機種を4台用意して、完璧な「いっせ~の~せっ!」を成功させないと今作の全貌は分からないというわけですね・・・
基本無理です
1枚ごとに聴いてもあまり意味が無いと思いますが、試聴はコチラ
- The Soft Bulletin/The Flaming Lips
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そして、今まで行ってきた実験が見事に結実したのが今作です
ストリングスやらホーン・セクションやらテープ・コラージュやらサンプリングやら、何でもかんでも使えるテクニックは全て使って最高級ポップサウンドを築き上げちゃいました
そしてこのアルバムは99年NMEのアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝きました
歴史的名盤です
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- Yoshimi Battles the Pink Robots/Flaming Lips
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前作から約3年ぶりのアルバムが今作。
日本人女性”ヨシミ”と彼女に恋をしてしまうピンク・ロボットの物語がベースになった曲が収録されていたりして、中々面白いです
今までよりもエレクリック・ビートが多用されていて、ゲームミュージックっぽい雰囲気もあるのが特徴ですねぇ
非常にポップで遊び心が見え隠れしますが、ふとした時のギターの旋律がうっとりするほど美しかったりします
ちなみに”ヨシミ”とは、リップスと仲の良いボアダムスのメンバーであるヨシミからとられたもの
視聴 Yoshimi Battles The Pink Robots Part 1
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- At War with the Mystics/The Flaming Lips
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そして目下最新作がこちら
前作よりもサイケな雰囲気が増していますが、素晴らしいポップサウンドは健在ですね
でも曲によってはキングクリムゾンを思い出しちゃうようなフレーズが突如として出てきたりしてハッとさせられます
奥が深いですなぁ・・・
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