中川慶一の『えぇから笑とけ!2nd☆(≧▽≦)/』 -2ページ目

中川慶一の『えぇから笑とけ!2nd☆(≧▽≦)/』

声優・中川慶一のブログ『えぇから笑とけ!o(≧▽≦)o』のパート2。

こんにちは、中川です。
ハロウィンが終わり、今度は徐々にクリスマスムードが漂ってきましたね。地域によってはまだ暖かい日があったりしますが、私の周りではだんだんと冬の匂いが感じられるようになりました。街路樹ひとつとってみても、それはもう秋ではなく冬の姿。うん、良い(^^)
そういえば、街行く女性の服装も徐々にふわふわ・もこもこしてきた気が。メイクもそれに合わせて変わってきている。とても良い♪ヽ(´▽`)ノ


さて!
突然ですが、この度わたくし、ローマ帝国を滅亡に追いやるきっかけを作ってしまいました。


『ローマ帝国 〜血塗られた統治〜』
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かつて、ヨーロッパで絶大な勢力を誇っていたローマ帝国。
本作では、名だたる皇帝が代々統治してきたこの大帝国を衰退させるきっかけを作った男・コモドゥス王の誕生から終わりについて語られます。

主人公・コモドゥス王子は、生まれた時から父王によって次期皇帝となることを約束されており、ろくな働きもしないうちから大きな権力を与えられてきました。
立派な皇帝となれるよう、よく学んで欲しいと考えていた父王ですが、その願いもむなしく、コモドゥスはただ強い権力をもつだけの怠惰な人間に育ってしまいます。
剣や戦術・政治についてなど、皇帝として必要な能力を磨くことなど一切なく、ひたすら酒と女遊びに明け暮れ、やりたい放題の暮らしを続けておりました。

が、そんな彼にも、あることをきっかけに、偉大な父のあとを継げるよう変わろうと、自ら決意する日がやってきます。

これまでの遅れを取り戻すべく、懸命に訓練に取り組み始めるコモドゥス。
しかしそんな矢先、突如父王の身に異変が起こり、コモドゥスは想像以上の早さで皇帝の座を継ぐことになるのでした。

早過ぎる王座の交代に、揺れるローマ帝国。日頃から我こそが王にふさわしい思っていた輩なども、徐々に不穏な動きを見せ始める。
誰もが、あのろくでもない息子に皇帝など務まるわけがないと思われていたなか、コモドゥスは父のわずかな教えと願いに従い、皇帝として即位するのでした。




この作品(全6話)が、先日よりNetflixにて配信開始されました。
本作は通常の海外ドラマとは異なり、半分がドキュメンタリー番組、半分が歴史ドラマという珍しい構成になっております。
ナレーターや研究家たちが端々で当時のことをいろいろと語りながら、ボリュームのあるドラマが進んでいく、ってな感じですね。


中川は本作の主人公・コモドゥスの吹き替えを担当しております。

彼が周囲から与えられる重圧や負の感情による刺激は本当に辛いものです。彼と一緒にそれに必死に耐えながら、時に歪みながら、刻み付けるように、毎話濃密な感情のカタマリを吐き出していた…振り返れば毎週そんな収録でしたf(^_^;

作風にお好みもあるでしょうが、私としては是非クライマックスの6話までしっかり見届けていただきたいです。
最後の最後まで、彼の命を刻みつけたつもりです。



愚鈍な皇帝。
怠惰な王。
時代に狂わされた男。

いろんな呼び名がありますが、皆さんにはどんな人間に映るでしょうか?

この男の一生は、悲劇か、喜劇か。

ぜひ確かめていただきたいです。

『ローマ帝国 〜血塗られた統治〜』はNetflixにて配信開始。
なにとぞ宜しくお願いいたします(^^)