ついに
家出をする前日がやってきました。
もう、ワクワクで眠れません。

そして朗報があります。
今日試験が終わりました。
シューマンピアノ協奏曲を弾き切りました。

私はこの日を待ちわびていました。
試験が終われば彼に会える。
この大きな壁を乗り越えれば
明るい未来があると思って
彼に会えることだけを目標にして
逃げずに頑張ってきました。
(あんまり練習してないけど)

この試験で退学するという
大きな決意までしました。

ですが
神様はそれを許しませんでした。

今日の試験で
高得点を取り、
5月に行われる学内のコンサートに
選出されました。


なぬ!?????????
私が??????
全然練習してないのに!?
(してる日もあったけど)
10月11月なんて学校も行ってないのに??
ホスト狂いになってたのに???
風俗までしてる女が????

私の音楽性(?)が先生方に
認められたようです。

先生から先ほどメールが来て
今までにないくらいに
褒められました。

私はありえない!と思ったのですが。。。。
確かに大学生になってからは
学校1のサボり魔で有名でしたが
それまでのピアノの努力は
人並み以上でした。
コンクールでもたくさん賞をもらってきました。
その今までの努力が実ったんだと思います。

ピアノから逃げるな!
という神様のお告げでしょうか。
そんなものを感じました。

ありえないという気持ちの方が大きいけど
嬉しさもあります。

一音一音大切に愛情込めて弾いた。
シューマンの情熱を全身全霊で表現した。
それを認めてもらえて
とても幸せな気持ちです。

相変わらず人前で弾くのは怖いし
練習はしたくないし
学校の授業は受けたくないけど
選んでもらったからには
続けるしかないと思いました。



真面目に頑張ったのに選ばれてない人からしたら
全然学校も来てない、練習してない私を
白い目で見ると思うだろうけど。。
(中にはホストに行ってることも知られている)

音楽の力で
引きつけようと思いましたね。


自分の音楽に自信は相変わらずないけれど
最後まで向き合う必要があると感じました。


大学行きながらでも
私は相変わらずホストには行くし
風俗もするけどね〜♥

まぁ、それは
親も渋々許してくれてる感じなので
月100万以上使うエースという未来は
消えてしまいましたが。。。

学校と仕事とホストの両立を
頑張りたいと思います。


彼の隣にいたい。
それは変わりません。
一生。
一生を共にしたいです。


小説と、ピアノと、彼と。
生きていく。
私はそう決めたんです。

つくづく私の人生は
ドラマみたいだなぁと思います。
本当に自伝を書けるぐらい。

大学に入るまでは
ピアノと吹奏楽と勉強を両立する
真面目な女の子だったのに

大学に入ってからは
毎日酒と男に溺れて
行きずりの男と夜を明かし
毎日病むようになり

しまいには
ピアノに対してもやる気がなくなり
大学やめたいの連呼。

極めつけに
生きる意味もない
死にたいと呟く毎日。

そんな中
ホストで素敵な彼に出会い
風俗まで始めて
彼に盲目になる。

それが
親に全部バレて
全てを否定され
精神状態もおかしくなり
喧嘩になる。
何回も彼と私を引き離そうとした。

それでも
私は彼と一緒にいたいという気持ちは
変わりなかった。

だから
決して諦めなかった。

そんな思いが通じたのかわかりませんが
親はこんな私を止めることも無く
見捨てることも無く
私を受け入れてくれた。

彼を全力でサポートしたいと思ったから
必要ない大学を捨てて
風俗1本で生きようと決意した。

なのに
私の音楽性が認められて
コンサートに選出され
退学する未来が消えた。



生きてたら色々あるもんだな。
今は死にたいなんて
1ミリも思っていません。
寧ろ、生きたい。

苦しいこともたくさんあるけれど
幸せもたくさんあります。

だからどうか。
今死にたいと思っている人へ。

無理に頑張って生きろとは言いません。
今息してることさえ
幸せだと思ってください。

いつかいいことは起こりますから。

なんて
ほんまに死にたいって思ってる時に
言われても
「は?」ってなるだけだから
綺麗事は言いません。



私はゴキブリ並の生命力で
生きますよ。


たんたんめん。