3月、卒業シーズン。

さっきトイレに行ったらなぜか急に卒業式のことが浮かんできたので、ツラツラ~っと書いてみます。



私、卒業式で泣いたことがないんです。

【小学校】
私は五年生に上がるときに転校をしました。なので、卒業した小学校にはわずか二年しか居ませんでした。そして、同じ小学校の子は99%同じ中学校に進学するので、寂しいとかそういった思いは全くなく、泣かずに卒業式を終えました。クラスの女子が泣いているのを、「中学校同じだし。なんで泣いてんの?」と冷めた目で見ていました。

【中学校】
私が通っていた中学校は、市内では一番大きく、7クラスありました。高校は市内の進学校だったのですが、同じ中学校から約40~50名が私と同じ高校に進むので、これまた寂しさなどはなく、またまた泣かずに卒業式を終えました。

【高校】
高校は看護クラス。看護クラスはクラス替えがないため3年間みんな一緒です。高校時代はいくつか学科があったのですが、看護クラスだけ別棟にあり(いろんな実習教室があるから?)、他学科とはあまり関わりがありませんでした。
さすがに高校を卒業すると進学先は日本全国あちこちになるし、私と同じ大学に進む子はクラスにはいませんでした。
が!またまたまた泣かずに卒業式を終えました。

【大学】
規模の小さい大学で、同じ学科の子は110人くらい。大学卒業こそ、就職先は本当~に日本全国どころか海外にまで広がり、もう二度と会えない子もいますが、お察しのとおり、またまたまたまた全く泣かずに卒業式を終えました。



なぜか?と、自己分析してみたのですが、わかったのは、

1.友達があまりいない
→だから、もう会えなくて寂しい!とかいう気持ちがあまりない。
実際、たまーに連絡がくる友達は小中が一緒だった子ただひとりです。
その子以外は、年始めに連絡先の断捨離をしたので、連絡先を知りません。LINEも友達追加はオフにしてます。。FBもやめちゃいました…(友達いなさすぎて…)。

2.名簿が一番だった
→旧姓のとき、名簿は常に一番でした。
大学のとき、初めて三番になったのですが、二番の子が一年で辞め…、一番の子が卒論ゼミの教授と合わなくて辞めてしまうというまさかの展開により、卒業目前で私が一番に。

そう、名簿一番って、かなり緊張です。
一番に名前を呼ばれ、卒業証書の全文を読まれます。二番目以降は名前のみで以下同文という感じで流れていきます。そして、入退場ではルートを間違うことなく先頭を歩かねばなりません。緊張しかありません。泣く余裕がない。間違っちゃいけない、間違っちゃいけない…それだけが脳内占領。

ちなみに大学のときは、ローカルテレビの撮影がきたり、式直前のリハで私から3人目までの子が壇上に上がってから下りて席に着くまでのデモンストレーションをやらされたのですが、下りるときに袴の裾踏んじゃって階段から転げ落ちそうになり、見ていたみなさん「うわぁ!!」と声が上がりまして、落ちないように落ちないように…と、テレビだ!変な顔しないように、変な顔しないように…が脳内占領。


そんなわけで、卒業式一回も泣かなかった、というお話しでした。


友達がたくさんいたら、泣いていたんだろうなぁ。


たぶん、この感じだと、職場退職するときも、勤続30年とかなってても泣かない気がするよ。。

孤独~。

完。