今朝、コウノドリ第2話をみました。
泣きました。
以下、ネタバレあります。
閲覧は自己責任でお願いします。
重症頭部外傷の36週の妊婦。
胎児に異常はなく元気。
母体が心停止に陥れば、胎児に危険が及び、胎児をカイザーで出産させると母体に危機が…という、状態。まさに命の選択。
科を越えた連携と迅速な判断により、胎児はカイザーにて取り出し、元気にうまれた。それと引き換えに母親は息を引き取る。
どんなに辛かっただろう。
いつか、赤ちゃんが大きくなったときに、あなたのお母さんは命がけであなたを守ってくれた素敵で強いお母さんなんだよ、と是非伝えてあげてほしくなった。
泣ける部分は多々ありましたが、今回一番自分に重ねてしまったのは、後半。
実は小松さんが臍帯箱を2つ用意してくれていたこと。そして1つはお母さんの棺に入れてあげられたこと。きっときっと悔しいし悲しいだろうけど、自分の命よりも大切な我が子を最後まで守り抜いて、命の襷をつなげることができた証とともに旅立ったこと、これは天国に行っても母親としての誇りだろうなぁ。
私は優人を出産したとき、臍帯箱というか臍帯をもらうことができませんでした。それは死産だったからなのか、過捻転だったからなのかは、未だにわかりません。臍帯という、本当に私と優人をつないでいたものは私の手元にはありません。
ブログを始めて、死産しても臍帯をいただいたという天使ママさんのお話を何人もから聞きました。私もいえばくれたのかな。でも当時はそんな冷静じゃない。そこまで頭まわらない。小松さんのように気遣ってくれる方がいたらよかったな、なんて今更思います。
実際、長女のバースプランの面談のときに、「臍帯と臍帯箱がほしい(前回もらえなかったので)」と書いたら、「お産セットにあるからあげます。大丈夫です。」と。それだけ。
残念でした。
そうじゃないんだよなーってね。
言ったからどうこうなるわけでもないんだけどさ。
あとは少ししか触れていなかったけど、喫煙妊婦について。
四宮先生の言い方や態度は確かに冷たくキツいけれど、逆にいえば喫煙にはそれだけ母子ともに多大なリスクを起こす怖さがある、とも言えます。
もしかしたら周りに、ヘビースモーカーでも何のトラブルもなく無事に元気にうまれた人がいる=だから自分も大丈夫!なんていう根拠のない自信でもあるのでしょうか。
喫煙は百害あって一理なし!
小松さんが助産師外来で面談というか禁煙指導した、あんな雰囲気を見習いたいな。
…と、ここで誤解してほしくないのが、確かに喫煙によって、流産や早産、死産、子宮内発育遅延、常位胎盤早期剥離など様々なリスクは上がるけれど、これらを起こした人みんなが喫煙者ではない、ということ。
中には心ない人から、喫煙したことないのに、あなたがそうなったのは実は喫煙していたからじゃないの?なんて言われた方もいるようです。それは大きな誤解。
喫煙してなくて、お酒も飲まないし、健康状態も妊娠経過も全く問題なくても、悲しいけれど統計上はある一定の割合で起きてしまうんです。
どうかどうか、そこは間違った理解をしないであげてください。
…って、読者が多いわけでもないこんな私のブログを何人がみているのかなんてわからないけれど、思ったことをそのまま書きました。
だいぶ中身とは逸れてしまいましたが、これが私の感想です。
次回は、四宮先生のトラウマに関する内容かな。
期待しています。