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朝、まず、お腹の写メを撮った

ここまで、お腹大きくなったんだよ…って。
パジャマはきつくて、マタニティショーツが楽チンで。
体重増えたけど、誇りだったこのお腹とも、もうすぐ、お別れ。
寂しくて仕方なかった…
ごはんのあと、最後のエコー。
なんと、逆子が治っていました

きっと、優しい優人が気をつかってくれたんだね。
最期まで親孝行な息子です。
10時前…旦那到着。
自然分娩だけど、オペ室の分娩台にスタンバイ。
陣痛中は旦那と手を握りあわせて耐えた。
痛みが強くなる。
呼吸で逃す。
ひたすらリピート。
何時かわからないけど、いきみたくなる。
いきみをうまく逃せなくて過呼吸になるし、体が勝手にいきんでしまう。
そんなことを繰り返しながら…
14:59
勢いよく破水し、先生、助産師さん、そして自分にも羊水がかかる。
15:00
2回くらいいきんで、ツルンと出産

産声なし。
『おめでとう』もなし。
とっても静かな出産でした。
優人のことは誰も何も伝えてくれませんでした。
胎盤が出てから、旦那と母が分娩台にきてくれました。
『痛かったよ~』
『先生たちに羊水かけちゃった』
なんて、ハイになって話してた

2時間くらい分娩台で休んでから部屋に戻りました。
夕方になり、助産師さんが、手形と足形をとってくれた。
どちらもすごくしっかりしていて、未熟児とは思えなかった。
かわいいあんよ

かわいいおてて

そのあと先生たちが部屋にきて、死産届を書くよう説明をうけたあとに、やっとやっと、優人と対面

さっきまで、私が横になっていた分娩台の上にちょこんと乗せられた小さな棺。
優人はきれいにしてもらって、
私が名前を書いた肌着を着て、
眠っていました。
真っ赤な体…
まさに『赤ちゃん』。
離れた目は私似。
鼻や口、手足の大きいところは旦那そっくりでした。
体はどこにも異常ありませんでした。
小さな手は組まれていました。
男の子だから、ついてたオチンチンも小さいながらも立派でした。
とにかく、すごくすごくかわいい赤ちゃん

私の立派な息子です

優人は…
2012.03.01の15:00誕生
26週3日
体重914g
身長33cm
頭囲23cm
胸囲20cm
の、立派でかわいい赤ちゃんとしてうまれてきました。
写真撮ろうと思ったけど、記憶にだけ永遠に残すことにしました。写真に撮られるの、イヤだろうし。笑った顔で撮ってほしいはずだから。
抱っこ…できませんでした。
先生が、手袋つけながら優人に触れていたので、触れないのかな?って思ってしまったのです。
ものすごく、後悔してます。
抱っこしたかった、してあげたかったなぁ。
優人と対面したあとは臍帯と胎盤をみせてもらいました。
臍帯…やはり捻れていました。
優人のおへそのとこが、キュッと細くなっていて

これが全ての原因だったそうです。
発育が順調だったので、一気に一瞬のうちに、天使になったようでした。