気づいたら昼になっていて、昼御飯がきた。

当然、全く食欲なんてない。

何口かを口に運ぶのが精一杯だった。

午後…旦那が宿泊するためのものを取りに自宅に少し戻った。

その間に、看護師さんがきてこれからのことを説明しにきた。

・産褥パンツ
・産褥パッド
を用意することや…

・葬儀社への連絡
・棺の準備、手配
・棺に入れたいもの、赤ちゃん用肌着の準備
の説明。

悲しいけれど、非現実的すぎて、なぜか奇妙なくらいに冷静な自分がいて、ノートにメモしていた。

奇妙なくらい冷静になっていた私は、聞いたことを旦那にメールした。

棺には、私たち夫婦のブライダルフォトや手紙、メッセージを入れたかったから、画用紙とかペンとか買ってきて…なんてことも伝えた。手形とかもとりたかったから、スタンプ台も…なんて頼んだ。

自分がNICUで働いていた経験が、こんな悲しい形で役立ってしまったことが悔しい…

しばらくして旦那が来た。

夜には仕事を終えた母も来た。

改めて、診察室で、母や旦那立ち会いのもと、エコーでくまなく診察され、事実を告げられた。

逆子だったため、リスクについても改めて説明があった。

そして私は内診室に誘導され、早くも分娩の準備が始まり、ラミナリア1本挿入された。

開いていない子宮口を無理矢理開かれる痛さと、出産する=息子との物理的つながりがなくなってしまう辛さで、気持ちはぐちゃぐちゃでした。


今まで飲んでいた張り止めが終わりになり、夜中はお腹が張るし、環境変わって眠れないし、何よりショックすぎて眠れぬ一夜でした。

→続く