こんにちは!
終活相談所 九州もんじゅ会の大木です
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ひさしぶりの更新となってしまいました
せっかくなので変ったテーマで。。
行きつけのお好み焼屋さんの店長と歓談中に彼がこう聞いてきました。
「大木さん、この前テレビで観たんですけど、地獄は漏斗(じょうご)状になっていて、一番重い罪は裏切りで最下層の一番細いところに落とされるんですって!」
「大木さんなら知ってると思って」と。
私はそんな地獄は初耳ですので詳しく説明を求めるのですが、「それ以上はわからないっす。」との返事。
私の知っているイメージの仏教的な地獄は、、

こんな所で、、

こんな構造ですね。
犯した罪の度合いによって落ちる場所が決められています。
そして、お好み焼屋さんの店長の言っていた地獄とは何だろうかと、
さっそく「漏斗 地獄」で検索。
わかりました
キリスト教文学、ダンテの「神曲」にでてくる地獄でした。
13世紀頃に書かれたもので、地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部から成っておるそうです。

漏斗状の地獄はこれですね。
まるで地獄の曼荼羅のようです。
仏教的地獄は八大地獄で八層ですが、『神曲』における地獄は九層から成っていますね。
そして最も重い罪とされる悪行は「裏切り」で、地獄の最下層の九層コキュートス(嘆きの川)には裏切者が永遠に氷漬けとなっているとのこと。
肉親、祖国、客人、主人と裏切った相手によってまた度合いが変わるようです。
仏教的地獄にも八寒地獄という氷漬け
の地獄があります。
まあそっくりです。
私が考えるに一番罪の重い裏切りとは、お世話になった方を裏切ることですね。
神仏を裏切るより地獄の罪は重いかと。。
そして。。

三途の川の渡し船らしきものもありました。。
地獄の入口では、冥府の裁判官ミーノスが死者の行くべき地獄を割り当てているそうで、仏教でいう閻魔大王様に当たりますね。
仏教的地獄もキリスト教的地獄も似たようなものですね
くわしく知りたい方はこちらで。。
https://matome.naver.jp/odai/2139011794204257901
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%9B%B2
人間生きてゆく中でさまざまな罪をつくってゆくのはしかたないことですし、上記のものは戒めとしての地獄の観念かもしれません。
そして、もともと信仰とは、暴走しがちな自我を抑制するための智慧の集積かとも考えます。
私がいままで教わってきたことは、天国という場所も、地獄という場所も無いんだよ、
あるとすれば、自分の心が作り出す場所だよ。ということです。
いま生きているこの世でも、死後のあの世でも地獄とは関わりたくないものです。
意識的に心に蓋をしても地獄の行為は心(無意識)に染みてゆくものです。
死後は身体を脱ぎすて魂(心)だけの存在となるわけで、生きている今の心が地獄模様なら地獄ゆきは間違いないでしょう。
だからこそ、自分の間違ってしまった行為に蓋をしたり、無かったことにしてしまったりと、自己保身や自己弁解に走らず、素直な心で「ありがとう」「ごめんなさい」を心掛けたいですね