モントリオールお散歩ブログ

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カナダのモントリオールで自分に優しい生活送ってます!

相方とカナダのモントリオールに移住することにしました
セントローレンス川のほとりでのんびり暮らしてます合格
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スペインの夏の冷製スープと言えばガスパチョ

先日、スペイン人の友人宅でパエジャパーティーがありました。
こだわりのあるご主人が外で大きなパエリア鍋を使って
ご主人自身がケベックの北部 "Nunavik "で釣ってきた
新鮮な魚などを使ったシーフードパエジャを作ってくれました。

こだわりシーフードパエジャは言うまでもなくほっぺが落ちましたが、
パエジャの前菜の数種類のタパス(おつまみ)も最高!
さらにガスパチョスープも格別でした。
彼らにガスパチョの作り方のコツを聞いたところ、
・パンは入れない
・いいオリーブオイルといいパプリカパウダーを使う(量は好みで)
・酢はワインビネガーじゃなくて、アップルビネガー(量は好みで)
・新鮮な野菜(トマト/きゅうり/緑ピーマン/にんにく)を使う
・野菜は全部種をとって皮を剥く
・塩、こしょう、水は好みで調節

調味料などの分量はその人次第。
彼らによれば
「私たちはアーティストだから分量なんてナンセンス。
   自分の舌が "これでよし”と言ったら出来上がり!」
これがスペイン風の料理術か...美味しかったので納得。

モントリオール世界映画祭
毎日2本~3本ペースで映画を見ていたので、
映画祭後半には目の下にくま。
でも普段なかなか見れない国の映画も沢山あるので、
見逃す訳にもいかなし...
好きなことなら苦にならないものです。

そんな映画祭も昨日やっと終わりました。
そして嬉しいことにモントリオール世界映画祭で
見事グランプリに輝いたのは日本の映画でした。
滝田洋二郎監督、もっくん主演の「おくりびと」
日本では9月13日から公開されるそう

しかし私はこの映画を見逃しました...悔やまれます。

まぁ日本の映画ならいつかDVDで見れだろう...

映画祭で私はドイツやスペイン、北欧、東欧諸国などの
ヨーロッパ映画を中心に見ていました。
全部が当たりではなかったけれど、いい映画も沢山ありました。

2本のハンガリー映画はとくによかったです。
かつて自由自在に使いこなしていたハンガリー語。
でも最近は全然使う機会が全然ないので、
久々に耳にしたMagyarはとっても新鮮で懐かしかったです。

1本目はハンガリーの作家Sándor Márai1900-1989
の小説をもとにした映画「Esther's inheritance(Eszter Hegyetéka)」
 Hungary, 2008 ★★★★



2本目はギゴル・アティッラ監督(Gigor Attila)の
「捜査官/Investigator(A nyomozó)」Hungary, 2008 ★★★★



あまり期待しないで観にいったブルガリア映画もかなり泣けました★★★★
「The World Is Big and Salvation Lurks Around the Corner」
Bulgaria, Germany, Hungary, Slovenia, 2008, 105 min





Made in Montreal

モントリオール発のブランドは沢山あるけれど、
生産地もモントリオールの物はとっても少ない。

今はカナダに住んでいるので北米製を商品を
探すようにしているだけに、
カナダ製の物を見つけた時の喜びは一入です。
そして昨日また見つけました!
しかもカナダ製とではなく
「Made in Montreal」と書いてあるではないですか!
その名もモントリオール製ブランド“FIG clothing”
スポーツ/旅行用の着心地の良い(ほぼ)綿素材で
シンプルなデザインの服が中心。

FIG clothing は我が家の3つの条件も無事通過。
(我が家のこだわりは過去記事を→Made in Canada )
さらに只今バーゲン中で50%OFF
お財布の許可もおり、久々の衣服購入にいたりました。


そういえば北京オリンピックの時に
カナダのテレビ局が番組の中で
「中国でカナダ製の物を探す」という特集をしていました。
結局レポーターが中国で見つけたカナダ製のものは2つだけでした。

さて、なんでしょうか?

1,「メープルシロップ」 私も一番に思いつきました。

2,「KANUK」

過去の記事(Made in Canada )でも紹介した、
あのモントリオール製の防寒着ブランド「KANUK」が
中国で売られているなんて思いもよりませんでした。


週末はモントリオールから車で1時間ほどの
Deux-Montagnes近くの川辺にある友人宅でゆっくり過ごしました。
自然な生活を楽しんでいる友人宅は
とっても見晴らしがよく、見渡す限り大自然のステキな家。
朝はいろんな種類の鳥のさえずりで起き、
夜は満天の星空の下で寝るという、なんとも贅沢な生活。

週末ずっと料理のお得意な奥様の手作り料理のオンパレードで、
食べては泳ぎ、泳いでは川辺で昼寝、そしてまた食事...
と贅沢な週末を過ごさせていただきました。

友人宅の庭には野菜や果物などの有機菜園があり、
そこで採れた野菜や果物、ハーブなどを使っての料理は格別でした。
下の写真のサラダもシンプルなサラダながらこだわりがいっぱい。
飾られているお花も食べれるお花で味は甘くてスパイシー。
この花も、ドレッシング用のニンニクも、
砂糖の代わりに使われていたハーブのステビアも、
サラダ菜もトマトもバジルも家庭菜園で採れたもの。


この他にもラズベリーやブルーベリーなどなど、
庭を散歩していると美味しそうなものがいっぱい!
そしてそのベリーで奥様が作ってくれたタルトは最高でした。

庭で採れたもの以外のものは、近くの農園で買った有機野菜。
旬のトウモロコシは近所の農園で1袋18ドル(50本以上)

« épluchette de blé d'Inde »

今はケベックの夏の恒例イベント「とうもろこし」の季節なので
私たちも川辺でひたすらとうもろこしの皮をむき、
それを茹でてバターと塩で頂きました。
6人であっという間に30本のとうもろこしを食べてしまうくらい
外で食べる茹でたてのとうもろこしは格別!

この他にも近所の農園では
リンゴ、梨などが実りはじめていて
友人お勧めの農園でいろいろ味見させてもらいました。
今はまだ4種類程のりんごしかありませんでしたが、
これから秋にかけて40種類以上のりんごが実るそうです。

なんとも贅沢な休日でした。


モントリオールの世界映画祭が始まりました。

以前のモントリオール世界映画祭で
三谷幸喜監督の「THE 有頂天ホテル」を観た時には、
すぐ後ろの席に三谷幸喜監督が座っているというサプライズが!
そして今年のモントリオール世界映画祭でも
三谷監督の最新作「ザ・マジックアワー」が上映されるので、
また三谷監督が来ているかも...と期待をして観に行ってきました。

残念ながら監督には会えませんでしたが、
映画はとても面白かったです。
今回の「ザ・マジックアワー」も笑い所がいっぱいでした。
以前の映画祭の挨拶で三谷監督は
「日本のコメディーが他の国の人にも面白いかどうか・・・」
と心配していましたが、今回の「ザ・マジックアワー」でも
私の隣にいた人(日本人ではない)は凄い声で笑っていました。

9月1日まで続くモントリオール世界映画祭。
東欧やドイツの映画などなど観たい映画が沢山あるので、
これから9月1日まで毎日映画三昧!


先週、熱気球のフェスティバルに行ってきました。
場所はモントリオールから車で30分くらいの
Saint-Jean-sur-Richelieu

そんなに期待していなかったんですが、
夕方7時になると...
予想以上に沢山のカラフルな気球が目の前から次々と飛び立ち、
それがとってもキレイで時間を忘れて見入ってしまいました。

100ドルちょっとで気球に乗ることもできるそうなので
来年のフェスティバルはカナダの大空を気球で飛んでみたいな。

シャワーを浴びて濡れた髪を
タオルでくしゃくしゃっと乾かしていた時のこと。

相方くんが羨ましそうに私を見て言いました。

「いいなぁ...落武者みたいで」
 

髪が少ない相方にとって、とても羨ましいそうですが...
でも落武者はちょっとショック。
私の髪型は黒いストレートのロング。(でした)
1年前までは“アジアンビューティー”なんて言われていたこの髪も
モントリオールの美容院での度重なるアクシデントを経て、
今では“落武者”に成り下がってしまいました。
事実、髪の量が多くストレートの黒々とした私の髪は
乱れると落武者っぽい。


さらに、私がポニーテールをしている時によく言われるのが、


「いいなぁ...侍みたいで」



こんなことを言うのは相方だけではありません。
以前、袴姿のノーメークで居合の稽古をしていると、
とてもハンサムな白人男性から
「その髪型、本物の侍みたいだ!」
と言われてショックを受けました。
(私は生まれも育ちも女性です)
彼にしてみれば最上のお褒め言葉だったらしいんですが...
つい先週も南米の女性から
「忍者みたいでかっこいいヘアスタイルね!」と言われた。
みんな悪気はない...

額が富士額なので、オールバックにすると侍っぽいのは否めない。

落武者も侍も忍者もカナダではありかもしれない。

でも落武者&侍スタイルにも疲れてきたので、
バッサリと切ることにしました。

今回、街中で適当に見つけて入った美容室は韓国人経営の美容室。
まずカウンセリングから始まりました。
担当はキレイでオシャレな韓国人女性。
日本の美容雑誌が渡され髪型のイメージを探してと言われました。
その後は部分的な長さやボリュームについての話し合い。
そしてお茶のサービスも...
今までに行ったモントリオールでの美容院経験から、
こんなサービスは想定外で少し動揺...
カウンセリングが終わると、次はシャンプー。
適当なシャンプーじゃありません。
頭をマッサージしてくれる丁寧なシャンプー。
カットも数種類のハサミを使い分けての細かいカット。
左右の長さの調節はもちろんのこと、
途中何度も鏡で長さを確認させてくれる細かい配慮。
最後はブローでばっちり整えてくれて終了。
おかげで落武者からかっこいいボブヘアになりました。

まるで日本の美容室にいるかのような気分でした。
と言っても日本のサービスは過剰で気疲れすることが多いけど、
今回の美容室は心地よいサービスでした。


家に帰ると、さっそく相方くんがコメントしてくれました。


「きのこっぽくて可愛い。
      アニメのキャラクターみたいだ!」



「鈴木京香みたいだね」とか「緒川たまきみたいだね」
とか言えないのは外人なのでしょうがないけど、
落武者よりはずっといい表現になりました。

ちなみに私が美容院で選んだイメージ写真は「緒川たまきさん」

そんなわけで今回のイメージチェンジはこんな感じで大・成・功!
                   緒川たまきさん



只今、断食中

相方の慣習に付き合い、
キリスト教オーソドックスの断食に付き合っています。

オーソドックスには年に4回の大きな断食期間があり、
今は聖母マリアが昇天した日までの2週間の断食期間。

1)復活祭前の七週間
2)復活祭の50日後から6月28日まで
3)8月1~14日まで(聖母マリアが昇天した8月15日前の2週間)
4)11月15日から12月24日まで(クリスマスまでの40日間)

断食と言っても全く食べないわけではなくて、
食べられる物が制限されています。
動物性食品(肉、魚、乳製品、卵、蜂蜜...など)を食べない、
日によって植物性油も口にしない...などの制限があります。


ヴィーガン(Vegan)のようだけど、
この断食には肉体の欲望をコントロールする目的もあるので、動物性の食品に見せかけた植物性食品で代用した物(マーガリンや植物性ハンバーグなど)も食べません。日によっては調理したものも食べません。
そう、この断食の目的のひとつは、食への執着をなくすこと


他の人に断食の話をすると、
「大変だね~」とか「体に悪いよ」と言われることが多いけれど、
断食のせいで体調を崩したことも、病気になったこともありません。
逆に断食後はいつも体の調子がとてもよくなります。
それに動物性のものを食べないことも私にとって難しくありません。
ただ、食への執着をなくすのは難しい...

日中、室内に隠ってお仕事されている方、
冬の間あまり太陽に当たれない日照不足の皆さん必見!

ニューヨークの新聞WSJの記事の中に
とっても興味深いビタミンDに関する記事が載っていました。
タイトルは...

「今は太陽からビタミンDを摂る最高の時期!」

ビタミンDは骨の強化や、くる病、骨軟化症予防に必須ビタミン。
でも、最近の研究で癌(乳癌、大膓癌、前立腺癌、卵巣癌、膀胱癌、子宮癌、食道癌、直膓癌、胃癌)、さらに高血圧、心臓発作、糖尿病、歯周病、リューマチ、硬化症、精神病、慢性痛....などがビタミンD不足と関連していることがわかったそうです。


一日に必要なビタミンDは?

(*1997年にアメリカで発表されたガイドライン)
~50歳    200IUs
51歳~70歳 400IUs
71歳~    600IUs

でも米国小児科学会は
「乳幼児は1日に400IUsのビタミンDのサプリメントを摂取すべき!」と言っているし、
《米》骨粗しょう症財団も
「50歳越えたら少なくとも800~1000IUsのビタミンD!」と推進しています。
年齢以外に肌の色の違いでも必要なビタミン量が変わってくるそう。
医学研究所は1日のビタミンD摂取の上限を2,000IUsに設定してますが、何人かの専門家はもっと摂取したほうがいいと言っています。
アメリカでは100ドルくらいで自分のビタミンDレベルを血液検査で知ることができるそうです。


ビタミンDを摂る!

日光から晴れ
7月のNYで真昼に日光浴(20分) ビタミンD 20,000 IUs 
(*日焼け止め対策をしないで)

食べ物からうお座
肝油          1さじで ビタミンD 1,360 IUs
サーモン       100gで ビタミンD 360 IUs
ツナ缶         85gで ビタミンD 200 IUs
ビタミンD入り牛乳   1カップ ビタミンD 98 IUs
卵の黄身          1個 ビタミンD 20 IUs
レバー        100gで ビタミンD 15 IUs

サプリメントから
マルチビタミン          ビタミンD 400 IUs
その他サプリメント        ビタミンD~10,000 IUs


ニューヨークの屋外で20分間日光浴(紫外線対策なし)すると、
牛乳200杯分のビタミンDが摂取できてしまう。
しかもビタミンDは冬用に脂肪の中に蓄えておけると言うから
沢山摂っておいて損はないはず。

北緯42度より上の地域(カナダ全土、日本は札幌より上)は
11月から2月にかけて日が短い上に、
外出時は完全防寒なので肌に日が当たらず
冬の間のビタミンD摂取はサプリメントに頼らざるを得ない...
でも今は無料でビタミンDを吸収できる絶好のチャンス!
日焼けによるシミ/そばかすが気になるけど、
日焼けするほど長く太陽に肌を露出しなくても
充分なビタミンDが摂取ができるそう。

でも米国癌協会はチーフは記事の最後に太陽からよりもサプリメントからビタミンDを摂取することを提案し、「私たちはまだ研究過程。アメリカはいろんな人種が混ざっているし、土地や敏感さなどによっても変わってくる。フリーサイズの推薦をすることはできない」と言っています。

そして記事の締めくくりはこれでした。

"Does all this D-iscussion leave you D-izzy?"




はい。

今日は天気がいいので
散歩に出かけて遠くの景色を眺めている時、

「目がいいって素晴しい....」

と一人感傷に浸っていました。


両親ともに視力がいいにも関わらず、
私は小学5年生の時から近視で眼鏡&コンタクト人生。
目が悪くなった原因は決して勉強のし過ぎではない。
たぶん3歳の時から通っていたスイミングスクールの水の影響。
その時代、ゴーグルを使用しないで泳いでいたので、
水泳の後にはいつも目が真っ赤でした。


そんなわけで朝起きたらまず手探りで眼鏡を探し、
いくら睡魔に襲われていてもコンタクトレンズを洗って寝る。
時々コンタクトを付けたまま寝てしまうと目が張り付いて開かない。
いつも目にある異物感や、眼鏡による頭痛に耐えてるので
次第に眉間のしわも増え、人相も悪くなる。
コンタクト洗浄セット+目薬+眼鏡はいつも外出のお供。
もちろんコンタクトや眼鏡にかかるお金だって馬鹿にならない。
学校の教室では席替えがあっても眼鏡組はいつも最前列。

そんな不便も何年も続けてたら当たり前になってしまうもの。
慣れって恐ろしい...


そんな生活に疲れ、
2年前に思い切ってレーシック(視力回復)手術を受けました。
その日を境に
両眼0.1以下だった(矯正しても0.8だった)視力が
右1.2 左1.5 になりました!
銀座の街(銀座の病院で受けたので)が違う街に見えました。
あの日の驚きと感動は忘れられません。


今は見えることが当たり前の生活をしています。
でもたまに昔の自分を思い出しながら
遠くの景色を眺めて幸せを感じます。

よく見えるって素晴しい!