近頃、寒すぎてあまり採集に行こうと思いません![]()
そこで今回はクワガタの採り方について紹介したいと思います😊あくまでクヌギのある雑木林での方法なので、高山帯や南西諸島などではあまり通用しないと思います。また、個人の見解も含まれているのであしからず
1.樹液採集
一番基本的な採集方法です。例年5月から9月末頃までが狙い目で、オオ、ヒラタ、ミヤマ、ノコギリ、スジ、ネブト、コクワ等が採れます。()内は時々。時期、標高、木の幹の太さによって採れる種類も多少変化します
5月〜6月オオ、ヒラタ、ネブト、スジ、コクワ、(チビ)
6月〜7月半ば オオ、ヒラタ、ミヤマ、ノコギリ、ネブト、スジ、コクワ、(チビ)
夏休み以降 ヒラタ、ミヤマ、ノコギリ、ネブト、スジ、コクワ、(オオ、チビ)
樹液の出ている高さも様々で、根元や樹上などいろいろあります。目線の高さから出ていれば採りやすいですが、中々ないので、キックするのもおすすめです。
また、夏本番いきなり樹液を見つけるのは慣れていないと難しいので、秋から春にかけてクヌギやアベマキの林を探します。このとき、樹皮が黒やオレンジに変色している樹に注目しましょう。夏の間、樹液が出ていた痕跡です。特にクヌギは樹皮が浮いていたり(樹皮メクレ)、穴が空いている場合が多いのでオオやヒラタも入りますが、
樹皮を剥がしての採集は絶対にやめよう
樹皮メクレを剥がすと、長期的にクワガタを採ることが出来なくなり、樹液も止まります。
2.ルッキング採集
樹液採集と同時にできる方法で、キックや根元掘りがあります。キック採集は木の高所に樹液が出ている場合に有効で、ノコギリやミヤマ、コクワ、スジ、稀にヒラタが落ちてきます。また、樹液を目視で確認できない場合でもキックして採れる場合もよくあります。
木を蹴るときは足の裏を木の幹と垂直にするように蹴ると、振動がよく伝わります。雨不足の場合、木が硬くなっており(特にコナラ)効果が減ります。
根元掘りはあまり効果がない方法だと聞いており、私自身も去年まで信頼していませんでしたが、複数の条件が重なると樹液採集やキック採集より採れます。
主にノコギリ、ミヤマ、コクワ、スジ、ネブトが出てきます。
3.灯火採集
主に高山帯(ブナ林)で有効な方法です。
雑木林では効果が薄い場合がほとんどで、樹液もそれなりにあるのでクワガタは光より樹液を選びます。
また、街灯(紫外線の電球)に集まる個体を探す方法もありますが、LED化が進んでいるので難易度が上がっています。
4.材割り採集
主に秋から春にかけて斧や鉈で朽ち木を削り、成虫や幼虫を採る方法です。
材割り採集は菌類と密接に関係しており、菌糸ビンもその一つです。
材の性質や色も関係しており、大体の種類が白腐れ材を好みます。狙いたい種類に応じて、材の見極めが必要になります。例えば白腐れではオオクワガタが有名で、ヒラタケやニクウスバタケがよく知られています。関西は材割りするとオオゴキブリがよく出ますが、オオゴキブリは材を乾燥、劣化させるので見切りをつけましょう。
また、近年カシノナガキクイムシによるナラ枯れ材が増えていますが、コクワ以外のクワガタはほとんど入りません。ナラ枯れに罹患した樹はナラ菌の侵食を防ぐために導管を閉じますが、これによって水の吸い上げが出来なくなり、枯れてしまいます。このような材を割ると、表皮から芯部のように堅いか、大量の粉末が飛んでくるものがほとんどです。また、いずれもかなり乾燥しています。
材割り採集は賛否分かれる方法なので、割った後は落ち葉で隠すなどしておきましょう。
