なぜにKPOPが10代20代の女の子に影響を与え、あれだけ売れるのか?

最近また話題沸騰中の虹プロからできたNIZIUだったり、TWICEが支持される理由について、ダンスの振付が大きく関わってると考え、身体的側面の骨レベルから戦略が始まってて、それが人気を集め、アーティスト売り上げにどんな風に繋がってるのか自分なりにダンスの振付(動き)の側面から分析してみた。ここでは映像だったり衣装の配色等の戦略等は全て排除し動きだけにフォーカスを当てるものとする。

 

 

 

題して『 私、KPOPアーティストになることが夢なです! 』

 

 

 

 

まず女性らしさとは?

皮膚、筋肉をぜーんぶ取っ払った骨だけにした場合、女性だとどこで判断します?

自分はまず骨盤の横の広がりや大腿骨が骨盤に対してどの様についているか見ようとすると思います。

 

女性の骨盤は男性のものに比べ、腸骨綾が横に開く様な感じで横に広いです。恥骨下角も男性は70°に対して女性は90°から100°あります。

そして大腿骨(ふとももの骨)は骨盤に対して男性より内旋した形でついていて、やや外側についています。

 

女の子座りが得意だったり、または膝疾患が女性の方が多いのもここに繋がっています。

 

そう特有のものとして女性を感じさせる、象徴する部分として腰部はかなり重要な部分です。

 

いわゆる「くびれ」です。

 

この言葉は男性というよりは女性の為にあるような言葉ですよね。

骨盤の関係があるから男性より、くびれが強調されています。

 

 

また時代は女性が女性に憧れる世の中ですよね。

 

女の子たちは

 

かっこいい

かわいい    

できる

 

「女性」に憧れ、そこを目指します。

 

じゃなきゃKPOPオーディションで1万人を軽く超える女の子たちから応募がある説明がつきません。

また数年前ダンスインストラクターをやってた時も、こぞって女子生徒たちがKPOPの話題でいっぱいでした。

 

つまり、まず女性アイドルが女の子たちの心を掴むために大暫定として女性らしさを全開に表現する必要性があります。

そしてビジネス的にも女の子の気持ちを掴むのは、とても大事ですよね。

 

かっこいいのか、かわいいのか、は二の次で女性らしさを出した表現が基礎としてなきゃればなりません。

 

ここを理解した上で、

ダンスで女性らしさを全開に表現しようと思ったら

 

「腰部」

 

の動きは必須です。

 

 

そして、この腰部を使った動きの表現で世界を席巻しようとしてるのが、韓国のアイドルたちだと思っています。

そういえば、ちょうど10年前ぐらいにKARAというKPOPアイドルが話題となりましたね。

実はKARAも腰部を使った動きの表現で日本で腰振りダンスで話題となりました。

 

今考えると、今話題のNIZIUやTWICE、ITZYを輩出し、今一番勢いのあるJYP enterteinmentのトップJYPERKさんは、ここに目を付けてたのかもしれませんね。(完全に予想だが 笑)

 

でも見て頂けると分かる様にどのMVにおいても、ある動きを全女性アーティストがおこなってます。

 

はい、くびれを生かす様に腰部を最大限に誇張したダンスの振り付けです。

 

あれは完全に女性とは?と世の中のトレンドをおさえた表現とビジネスを掛け合わせたものになっているんだと思います。

 

 

なぜにEgirlsも所属してたEXPGの女性アーティストたちがKPOPに押されてた感が否めないかったかというと

 

シンプルにたくましいからだと思います。

 

少し男まさってる部分があるから。

Twiceと比べても圧倒的に腰部の表現が少ないと思います。

むしろ上肢の動きがメインにきています。

 

なぜ現NIZIU所属のリオがダンスのスキル自体は一番あるのに、はじめの方の虹プロジェクト、ダンス審査オーディションでいい評価をもらえなかったのか?

実は、リオはEXPG所属のトップグループで活動してた経歴を持っていました。

 

ね?なんか繋がってきますよね?笑

 

多分JYP enterteinmentが求める表現ではなかったのと、しっかり女性らしさという個性を生かしつつ世の中のトレンドにコミットさせないといけないという事務所側の戦略から当時のリオはわずかに外れてたんですね。

 

確かトレーナーさんから「リオの足の使い方は男っぽい」って指摘されてるシーンもあります。(俺めっちゃ見てるやん 笑)

 

比較対象として最初の頃のオーディションの時の

ダンス審査で高評価を得たミイヒと比較してみてください。事務所側の意向にドンピシャなパフォーマンスだったと思います。

 

この様に、韓国アイドルグループが大袈裟に強調する部分として「腰部」の動きは絶対崩そうとしません。

 

たかが腰だげど、その腰部の動きで億のお金を動かし、逆に腰部の動きを省くだけでも会社にとってはマイナス億に繋がるんだろう。

 

3分から5分のMVだけど相当、動き一つにしてもマーケティング部門と話し合いをして、緻密に作りこまれてるんだなと、一気にリスペクトですperkさん。(実際に話を伺った事ないけど そして上から目線 笑)

 

そして腰部など体幹を使うダンスは上級レベルで

主に四肢だけを使って踊るのが得意な日本人にはKPOPアーティストを目指す上でハードルが高いんですね。だから最初は必ずと言っていいほど苦労するんだろうな。

 

なんか今なら

「KPOPアーティストになることが夢なんです!」って言ってくる女の子に、一番ベストなアドバイスができそうな気がする。 30のおっさん 笑

 

 

 

以上が私個人の見解になります。

細かいとこは、実際はどの様な考えを持って事務所はやられてるのかは、ぶっちゃけわかりません。

ただ「腰部」の表現自体が億を動かし、世界を動かしてるのは間違いないと思いますし、アイドルにとっても事務所にとっても生命線なのはみて分かると思います。