私はICO貧乏の名の通り、2018年2月~6月の間に、たくさんのICOに資金を投じていますが、
その全てと言ってよいほど資産価値はゼロに近いです。
まだ配布されていないものもいくつかある中で、先日ある仮想通貨系Youtuberからメールが届きました。
「お待たせしました TGE案件の【Singular Japan】の配布を開始します」
あっ!すっかり忘れていた。
3月上旬に1Eth(当時約11万円)を当時購入したコインです。
TGE案件とは、CTIA(投資アドバイザリー)とう調査機関により下記3項目の基準をクリアしたものになります。
- 集めた資金の使用目的
- 流通の仕組みや仮想通貨の利用方法
- 法的問題
通常のICOは、ホワイトペーパーやロードマップを自身のみで精査することになりますが、TGE案件はCTIAという第三者機関的ポジションの会社が介入することにより、信頼性が高い案件になるということのようです。
■Singular Japanとは
Ethereum上に構築されたコンテンツ制作および配信プラットフォームSingularDTV(SNGLS)の日本版で、アーティストを応援する為のプロジェクト
目標は高品質の映画やテレビコンテンツを制作し放送するだけでなく、ブロックチェーンとスマートコントラクト技術により、エンターテインメント業界をより公正で効率的、かつ透明性のあるビジネスに変える事。
歌手、芸人、役者、モデル、作家 等は、ネット上での拡散による著作権侵害や、中間業者に利益を搾取される状況があり、深刻な問題があります。
SingularDTVはアーティスト自身が独自トークンを作成する事で資金を調達し、「楽曲制作→レコーディング→デザイン制作→アップロード」という流れを作り出し、お金と手間のかかる部分を削減出来ます。
また、ブロックチェーン上で管理する為、コピー・転載が理論上できない仕組みとなっていて著作権保護といった観点でも非常に強いです。
各アーティストがSingularDTV(SNGLS)上で、知的財産をトークン化して資金調達ができ、権利、収益、ロイヤルティの流れの制御と管理が可能になるという事です。
更に、各アーティスト用のトークンなどが買われる度にSingularDTVトークンがBurn(焼却)される為、供給量が減少する仕組みになっています。
トークンセール概要
■総発行枚数
10億枚
■販売枚数
1億枚
■販売価格
1SNGJ=0.00055ETH(Tokit参照)
1SNGJ=0.58ドル(3月当時のレート)
■ハードキャップ
55000ETH
さて、配布された枚数を見てみましょう!
ん?400SNGJ?
上記の販売価格でいうと、1Ethで1818枚になります。
配布枚数は1/4以下?
おいおい!どういうことか
早速、LINE@、メールで問い合わせしました。
昨日から 既読スルーです…
実はこの仮想通貨系Youtuberからは、Withcoinも購入しています。
その時も配布枚数が少なく(今になってみればゴミですが)、何度も問い合わせをしてようやく追加で送られてきました。
その他に、バイナリーオプションのシグナルツールも高額で購入しましたが、全く稼げなくさらに資産を減らしました。
今でもバージョンアップしたものを売っているみたいです。
しかし、もうその時から半年以上経過しており、当時は高い勉強代を支払ったと思い諦めていましたが、またこの一件で思い出してしまいました。
名前は出しませんが、他にも騙されたYoutuberがいます。
今はほとんどが撤退(視聴数が減りアフェリで稼げなくなってきたため)していますが、これからまた出てくることも考えられます。
今は仮想通貨系から転身して、FX自動売買ツールなどを販売している方が多いようですが、みなさんも絶対騙されないように注意してくださいね。