(毎日新聞)
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場が１日、完成から９０年を迎え、プロ野球の阪神－ＤｅＮＡ戦の試合前にセレモニーが行われた。
場内アナウンスで「今日は９０回目の誕生日です」と紹介された後、バックスクリーンの大型ビエアジョーダン ナイキ エアマックス ョンで完成当初から２０１０年のリニューアルまでの球場写真の映像を３分間上映した。阪神の選手たちは甲子園の芝生や観客席などを表す緑を基調とした限定ユニホームを着用。観客にもレプリカユニホームが配られ、スタンドを緑に染めて節目を祝った。
甲子園球場は１９２４（大正１３）年８月１日に完成。十干十二支の最初の「甲（きのえ）」と「子（ね）」が重なる６０年に一度の「甲子（きのえね）」の年にちなみ、「甲子園大運動場」と命名された。阪神の本拠地のほか、高校野球の春夏の全国大会や全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝?毎日甲子園ボウルなどの舞台として親しまれてきた。【細谷拓海】