北朝鮮3度目核実験なら広島原爆並み威力=豪専門家 | モンスタービーツのブログ

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 【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が3度目の核実験を実施した場合、その爆発力は広島に投下された原子爆弾に近い15キロトン(kt)に達する可能性があると、オーストラリアの専門家が予想した。
 米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が22日、オーストラリア政府傘下のオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)のアナリストが発表した報告書の内容を伝えた。
 1ktは、トリニトロトルエン(TNT)爆薬1000トン分の爆発力にあたる。2006年に北朝鮮が実施した最初の核実験の爆発力は1kt、2009年の2度目の核実験では2~6ktだったと推定されている。
 報告書で予想された3度目核実験の爆発力は、広島原爆の15ktと同程度だ。なお、長崎に投下された原爆は21ktだった。
 報告書は、北朝鮮が2度目の実験後に技術的な問題を解決する機会は十分にあり、北朝鮮がプルトニウムより設計が容易とされるウラン爆弾を実験する段階に入ったとみている。
 また、北朝鮮が3度目の核実験に成功すれば、北東アジアの戦略的構図を変えるほど威力が大きく、オーストラリアや韓国、日本、米国は北朝鮮の核実験に備える必要があると指摘した。
 一方、ロシア出身でシドニー大学所属のレオニード?ペトロフ博士は、韓国と米国が大統領選を控えた状況では、核実験に踏み切っても北朝鮮に有利に働かず、北朝鮮が今実験を行う特別な理由はないとの見解を示した。

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