
▲松乃鰻寮
こんにちは。
先日、久しぶりに京都に行きました。
夏の京都と言えば、鮎か鱧(はも)を食べたい!!!
と思っていたのですが、お店の予約は満席。。。
(1週間前に土日の予約を取るのは遅すぎたか。舐めていた。今は夏休み 笑)
ならばどこへ行く?
今回は貴船の川床に行くので、貴船から近い場所がいい。(前回の貴船記事はこちら)
そうだ、鰻を食べにいこう。。。ってなわけで。
鰻の有名店、松乃鰻寮(まつのまんりょう)へ行ってきました。

▲松乃鰻寮
叡山電鉄の木野駅(無人駅)で降りて、松乃鰻寮への案内板に従って徒歩5分。
静かな住宅地に陶芸家の上田恒次さん設計の雰囲気のある建物が現れる。
石畳の先に鰻と染め抜かれた暖簾が印象的で雰囲気が素敵。
でも自分の財布の中身に不安を覚えます。笑
「これはヤバいかも。私のような若者が来ても大丈夫かな。。。」とビビります。笑
でもお店の前まで来ちゃったし。
5日前に電話で既に予約済みよ。。。汗

▲鰻の文字の掛け軸と生け花
ドキドキしながら暖簾をくぐり、お店の中へ。
すると、とっても愛想の良いおばちゃん店員の方がお出迎え。
ちょっとホッとしながら、座敷へ案内される。
私以外はおじいちゃん2人組だけ。経済力のありそうな雰囲気。笑
それぞれの席は簾で区画されていて、他のお客さんの顔は見えない。

▲松乃鰻寮 座敷
とりあえず松乃鰻寮の名物である、うスープが飲んでみたくて来たのよ。笑
あと鰻は白焼きで食べたい派なので白焼きを注文。
でも蒲焼も食べたいなぁ⤴。。。すると。
店員さんの薦めで白焼きと蒲焼のハーフ&ハーフもできるとのこと。笑
あとは一緒に来てくれた友達がうな重を注文。(←ちょっと一口食べさせてね 笑)

▲掛け軸と生け花②
料理を待つ間に財布の中身の確認と、店内のお写真を。
掛け軸や生け花等、部屋の隅々まで素敵でとっても落ち着く雰囲気。
こういう日本文化の価値がわかるようになりたいな。
素敵~とか、いい感じ~くらいしかコメントできないのが情けない。

▲うスープは食べるのに夢中で写真を撮るの忘れてしまった。。。汗
かわりに友達の写メを貰いました。サイズの比率が変なままですいません。 涙
さて。
早速、松乃鰻寮名物『うスープ』から頂くことに。店員さんがよそってくれました。
鰻の白焼きとネギ、葛きりが入ったシンプルなスープ。
おいしい。
鰻の旨みが凝縮されていて、炭火で炙る芳ばしい香りと味わい。
落ち着いたお座敷で静かに味わう。
うスープをすする音と窓を隔たてて聞こえる蝉の鳴き声しか音がない。笑
あぁ。おいしい。
あぁ。京都。笑

▲白焼き(ハーフ&ハーフ)わさびで頂く 写真だと美味しそうに見えない?美味しかったです。
次は白焼きです。(ハーフ&ハーフ)
わさびを添えて頂きます。
とても柔らかく、ふわふわで美味しい。
はい!今まで食べてきた鰻の中で一番おいしい!!!
今までの鰻の味は忘れました。
名古屋のひつまぶし、さようなら。

▲蒲焼き タレは甘め(名古屋と比較して 笑)
次はタレで。(ハーフ&ハーフ)
今までの蒲焼きよりも甘口。
はい!今まで食べてきた蒲焼きの中で一番おいしい!!
ふわトロで、とろけるようにおいしい。
これが関東風ですか。。。

▲うな重
鰻にも関東風と関西風という違いがある。
鰻を背中から切って、一度蒸してから焼くのが関東風。
蒸すことで、このふわふわ感が出来上がる。
一方で関西風は、腹から切って直火焼き。
だから皮もカリっと香ばしい。
京都は関西圏にありながら、鰻は関東風のお店が多いんです。

▲飾ってあった箱? よくわからなくても素敵だ。雰囲気が。
浜松産の鰻を毎日仕入れ。
この落ち着いた雰囲気の中で、じっくり鰻を味わう幸せ。
最高でした。
あぁおいしい。
あぁ京都。

▲入口の門と暖簾
これ以上美味しい鰻料理は日本にどれだけあるのだろうか?
是非食べてみたいなぁ。
きっと名古屋にはないだろう。。。

▲うスープのお鍋
うスープ 6000円
白焼き&蒲焼きのハーフ&ハーフ 6000円
うな重 3800円 (一番安いランクを選びました。)
サービス料 15%
お値段は安くないけど、良い経験ができました。