
▲明治天皇御陵 @京都伏見桃山
こんにちは。
先日久しぶりに京都に行きました。
新幹線を降りたら、やっぱり京都の夏は暑いなぁと言うつもりでしたが、
名古屋のほうが暑いです。本当に暑い 笑

▲皇室はなぜ尊いのか 渡部昇一著
さて。
今回の京都観光の話の前に、最近読んだ本について少し。笑
京都の神社を巡っていると、街中に天皇や天皇家の人のお墓が何気なくあったりします。
そしてお墓の前には神社と同じ鳥居があります。

▲三千院門跡と勝林寺の間にあったお墓
なぜだ?
私にとってこれ謎なんです。
そんなことも知らないとは何事か!
とお叱りを受けるかも知れませんが正直知らないんです。
天皇は神様と同じくらい偉い。とでも言いたいのだろうか。。。
その謎を解くために本を読んで調べようと、
Amazonや本屋で天皇に関する内容で簡単そうな本を選んでみました。
皇室はなぜ尊いのか: 日本人が守るべき「美しい虹」/PHP研究所

¥1,296
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皇室はなぜ尊いのか 渡部昇一著
結論から述べますと、天皇と鳥居の謎についてはわかりませんでした。汗
読む本を間違えました。。。笑
でも天皇の大切さについて少しわかった気がします。
私は今まで天皇はいらないと思って生きてきたので、
この本の内容は新鮮で、天皇の必要性が少しは理解できました。

泉涌寺
歴代の天皇を遡っていくと日本神話に登場する天照大神や素戔嗚尊に辿り着くという。
日本の天皇は、欧州の人々でいうギリシア神話に登場する神々の血が
今も続いているような存在で、欧州人には大変驚かれるそうな。
このことを日本人は知ってますかね?私だけが知らないのかな。。。汗

▲靖国神社の門
学校での日本史の授業を振り返ると、天皇を無くすチャンスはいくつかあった。
例えば、藤原道長が自分の娘、孫を天皇の嫁にし、天皇のおじいちゃんとして、
天皇の代わりに権力を握った時代。
藤原道長には自分が天皇になれるチャンスがあったのに、決して天皇にならなかった。
鎌倉時代に武士として日本を統一した、源頼朝には武力によって天皇を殺し、
自ら日本の頂点になれる力を持ちながらもしなかった。
織田信長や豊臣秀吉、徳川家康も決して天皇は殺さなった。
何故か?

▲泉涌寺 裏
私は心の底からは理解できないのですが、
神話の時代から日本を治めてきた天皇を殺すなど絶対にできない価値観があった。
日本には天皇に対する絶対的な敬意があった。
日本人が天皇という存在を何があっても大切に守ってきたということ。
でも。。。

▲四天王寺 聖徳太子を祀る建物の門
どうも私には心の底からは天皇の大切さが理解できないんです。
私の家庭が左翼思想だった訳ではなく。笑
大学だって一応京都の同志社大学に日本史を選択して受験合格しました。
人並み以上に日本史を勉強しているつもりです。
学校教育で人より勉強してきたほうです。

▲神戸に天皇皇后両陛下がいらした際に両陛下が乗った車を撮った 笑
ですが、テレビ等で天皇誕生日に皇居に集まる大勢の日本国旗を持った人々を見ると、
怒りが込み上げてきました。
日本が戦争したのは天皇のせいなのに。
何でこんなにも大勢の人が天皇の誕生日を祝うの?
馬鹿じゃないの?天皇の生活費だって税金が出してるんだよ!なんでそんことするの!
税金の無駄だよ!。。。ってテレビの前で怒ってました。

▲紅葉と鳥居
今は社会人になり学校で習った歴史が真実とは限らないことを知りましたので、
そんな怒ることはないですが。。。
天皇の存在を否定する考え方で育ってきた頭を急には切り替えられないのです。
だから、どんなに天皇が大切と言われても心に響かない。。。
日本人にとって皇室は大切な存在であるとは頭では理解できそうですが。。。
皆様は天皇のことどういう風に理解していますか?