
方広寺 梵鐘
こんにちは。
先日、方広寺に行きました。
前回ブログにした豊国神社の隣に方広寺があります。
(前回のブログはこちら)

方広寺から豊国神社唐門が見える
方広寺には豊臣家が滅亡する引き金となる鐘があることで有名。
私もその鐘くらいは見ようかと足を運んだのだが、
あれ?方広寺はどこ?
地図では豊国神社の隣に位置しているのに、お寺らしい案内板もない。

方広寺 鐘
豊国神社の境内から分け隔てなく、地味に鐘が佇んでいるここが方広寺か? 汗
『これが有名な鐘』的な雰囲気も、主張もない。
本当にこれかなぁと半信半疑でこの鐘の写真を撮る。
そして帰る。

方広寺 鐘
さてさて。
方広寺について少し。
ここ方広寺は豊臣秀吉が創建したお寺。
当時は奈良の大仏よりも大きな大仏があったとされる巨大なお寺。

方広寺 鐘
巨大な大仏の姿は地震によって壊れてしまい、
今はもうその姿を見ることはできない。
そしてこの鐘に刻まれている、
『国家安康君臣豊楽』(こっかあんこうくんしんほうらく)
という文字列が豊臣家が滅亡する引き金となった。

『国家安康』は徳川家康の『家』と『康』の名前を引き裂いて呪いをかけている!
『君臣豊楽』は豊臣家だけの繁栄を願うものだ!
と強引な文句を口実に、徳川家康はずっと滅ぼしたかった豊臣家を滅ぼした。。。
すげー ( ̄□ ̄;)

方広寺 釣り鐘 国家安康君臣豊楽
今はこの問題になった文字は白い塗料で目立つように囲んであります。
って。家に帰って写真を良く見たら発見しました。笑
もの凄く遠くて申し訳御座いません。
豊臣秀吉と徳川家康の関係性を感じるお寺でした。。。
つづく。