
源光庵 悟りの窓
こんにちは。前回の続き。
京都市の北のほうにあるお寺、『源光庵』は悟りの窓・迷いの窓と呼ばれる窓がとても印象的です。

迷いの窓
ただ眺めているだけで心が落ち着く。
禅のことがわからなくても少しわかった気になる。笑
紅葉の時はもっと美しいのだろうな。。。
しかし何気なく天井を見上げると。。。

血天井
血天井と呼ばれる、ぞっとする光景が目に飛び込んでくるのです!
天井全体に広がるシミのようなものが全て人の血の跡だ。。。汗

血天井 足跡
時代は関ヶ原の戦いの頃。
あるお城で戦いがあり、圧倒的不利な状況でお城に立て籠もった人達は、
最期に自害することを選びました。
敵側が部屋に入った時には、部屋の床一面が血の海と化していたそうです。
そしてその人たちを供養するために、血の跡のついた床を天井に使うことにした。。。
なんでやねん 笑

血天井 足跡がはっきりと残る
血の跡のついた床はここ源光庵以外にも分けて供養されていて、
他にも京都に散らばっているそうです。笑
マニアックな方は他の血天井も巡ってみては?

血天井を頭の上に感じながら、悟りの窓を眺める。。。
心がざわざわします。
悟りの境地に達するのって大変だ 笑