こんにちは。

梅雨は外出する気持ちが削がれますね。じめじめ、蒸し蒸し、ジワジワ汗でる。

。。。と言いつつ京都の松尾大社に行ってきました。笑


阪急電車 松尾大社駅の改札出るとすぐ大きな鳥居登場

今回の目的は、

①松尾大社の神像館に収蔵されている神像とやらを見たい。

②神社の裏山の頂上にある巨石(磐座)を見たい。

の二つ。



参道

京都の観光名所で行ったことない場所はたくさんあるのですが、

最近はただ行って見るだけでは満足できず、何かテーマを決めてから観光する

ようになりました。(別に大した内容でもないのですが。。。)



鳥居 神域の入口

松尾大社ができたのは、都がまだ京都ではなく奈良にあった時代。

もともと京都の土地は大陸から日本にやってきた渡来人によって開拓された。

特に勢力を誇っていたのが、秦氏(はたし)と鴨氏(かもし)。

この松尾大社を建てたのは秦氏(はたし)と呼ばれる人々で、嵐山や太秦エリア一体を

開拓。ちなみに鴨氏(かもし)は上賀茂神社や下鴨神社のエリアを開拓した。



楼門

京都ってもともとは純粋な日本人の土地じゃなかったのね。。。



狛犬 阿 向かって右側


狛犬 吽 向かって左側 (君、顔面苔だらけだよ 笑)

狛犬(こまいぬ)は二匹で一対になり、魔除けの役目を担っている。

向かって右にいる子は、口を開けて『あ』って言ってて、

向かって左にいる顔面苔だらけのやつは 『うん!』って言っています。

狛犬は2匹で一対になり『阿吽(あうん)』を表してます。

へぇ~



一ノ井川にかかる橋


手水舎(てみずしゃ)

参拝前に手を清めましょう。(しなかったけど)

手水舎の前では、一礼してから手水を取るのが決まりだとか (僕はしないけど)



境内 社殿の背後の松尾山を含む12万坪が境内だとか (HP記載) 

拝殿 

酒 各地の酒樽が並ぶ

松尾大社を建てた秦氏が酒造が得意だったので、

お酒の神様として信仰されている。境内に至るまでに日本酒博物館とかありました。

定期的に日本酒のイベント有り。(行ってみたいけど、神戸迄帰れなくなりそう 笑)



本殿 御神体が安置されている。



磐座(いわくら)登拝の入口

磐座(いわくら)とは、神様が降臨するとされる岩のこと。

神社等ができる前の古代では、人々は自然を神として崇め、

深い山々に鎮座する巨大な岩に神様が降りてくるものとして崇拝してました。

ここ松尾大社では今でもその磐座を見ることができるのですが。。。

ひとりじゃ駄目だって断られました。涙。うぅ~。



霊亀の滝 

猿が退治しても退治しても出てくるから、二人以上じゃないと駄目だって。

しらね~よ。。。涙

神社とは何か?っていう疑問を追究したいだけなんだよ!笑

ひとり京都観光できないじゃん 笑

ちなみに磐座迄は30分くらいでいけるらしい。



神像① 女神像 POST CARD を写真で撮りました。

日本の神様は自然に宿り、本来は形のないもの。

ただ、仏教の伝来と共に仏像が大陸からやってくると、

仏像は姿形美しく、人々にとってはその方がわかりやすいし、人気も出た。 

そのため、日本の神道は仏教の影響を受けることで、仏像ではなく、

神像を作り出した。



神像② 男神像(重要文化財)POST CARD を写真で撮りました。

各地で神像は残っていて、松尾大社はその中でも最古のものらしい。

神像を安置している神像館のおじさんが僕みたいな若い子が来たのが珍しかったのか

話かけまくられた。笑 

でもおかけで色々勉強になりました。

仏像とは違って、性別もはっきりしていて、まるで普通の人間。

服装も官人が高貴な場で着るフォーマルなもの。

この神像を作った人は比叡山の仏像彫刻師らしい。

女神像の頭にのっているのはコブラ(蛇)らしい。笑

女神像を横から見ると鼻筋が西洋人のように彫ってあり西洋の影響を受けている。

昔の美人はぽっちゃり顔。(現代に生まれて良かった)

どうでもいいけど、

『彫刻を作る技術は仏像師が持っていたが、仏像は性別がないので、

女神を作ったことがなかった。だから西洋の女神像を参考にしてこの神像を作ったんじゃな

い?だから鼻筋は西洋人で、頭にもコブラ乗っけてみたんだよ 笑。』

っておじさんに言ったら、なぜかポストカードくれた 笑

(いらねーよ 笑)


でもなんか嬉しい。


むかで ぎゃ~ 汗

境内の東にあじさい苑があるのですが、目の前をむかでが通過。汗

でけ~。はじめて見た 笑 

磐座行くなら、むかで、猿とか蛇にも動じない心が必要だ。