家の前の道は小学校の通学路です

朝も下校後も子供達が沢山通っていきます


次男が旅立ってから間もない時期は、
その時間が悲しくて辛くて、遠ざけていてました



いつの頃からか平気な自分になっていて、
今は二階の窓から子供達を眺める時もあります




今日も窓を開けに2階へ上ると、ちょうど下校時間で、声が聞こえてきました

心の中で、「おかえり〜」と呟きながら、数人が通り過ぎていき、次に一人で帰っている男の子が
近づいてきます


顔は見えない、でも背格好は次男にそっくりで
キャップ帽をかぶってるのも同じ

「R帰ってきたんや!Rおかえり!」


このまま玄関から入ってくる!
玄関の引き戸をガラガラーっと開ける音がします様に…




音はする事もなく、その子は我が家の前を通り過ぎていき…




「そうやんな…そんなわけないよな、
そんな事あるはずないよな…」





涙を流しながら、青空を眺め深呼吸








見えないけど、Rは側にいてる、そう心に言い聞かせて、また広い空をながめます



ちょっとスッキリしたかな