朝がくる。
いつもと変わらない
面白味もない朝がくる。
なにも起こらないことは
とても幸福なことだろう。
それだけ、守られているのだろう。
絶望することはないのに
そんな朝なら来なくても良いと
思っていた。
恥ずかしい話。
また朝がくること
これまでになにも起こらなかったこと
感謝しなければいけなかった。
たくさんの時間を費やした。
同じ気持ちに。
なだめては立ち上がり
立ち上がってはうずくまった。
曇りがかった空を 眺めていたら
ちょっとだけ自分が遠回りしていたことに気付いたみたい。
あとは歩き出すだけだ。
気持ちよりも先に足を前に運ぶだけ。
立ち上がったのなら歩くだけ。
それだけで良かったのにね。
随分と遠くまで来ちゃったみたいだ。
時間は掛かったけど
まだ間に合うだろう。
なにを求めているのかも
その時わかるんだろうな。
だから、まだ知らなくて良いや。
行けるとこまで行ってみようと想う。
そんなことを思った朝方のベランダ。
やっぱりわたしの好きな場所。
ベランダ。