ついに準備が整った。

 

 

 

いざとなって最後に思うこと

 

「現実味がない」というのが正直な感想

 

ここ数年、日常においてすべてに現実感がない。

 

すべてが遠く ゆ ら ゆ ら と揺らいでいる。

 

目の前の視界がモニター越しに起きている感覚

 

一人称視点のゲームをしてる時の感覚に似てる。

 

生きているという感じがすごく薄い

 

なのでときどき顔を叩いたり、つねってみたりして痛みで現実を感じようといてる。

 

死を前にしても現実を感じはしない。

 

ただ 

 

キーボード打つ手が時々震える。

 

体が恐怖しているのか死ぬことを拒絶しているのか

 

理由は自分でもわからない。

 

 

 

 

 

 

 

死を選ぶ人の心情は様々だと思う。

 

私はただ生きることのほうがツライだけだ。

 

死ぬのは正直こわい

 

でも、この先生きていくことのほうが不安だしこわい。

 

ただそれだけだ。

 

 

 

 

 

 

普通に生きたい私の子供頃の夢だ。

 

ただ普通に生き、家庭を築き、死ぬ

 

それだけでよかった。

 

わたしには難しいみたいだ。

 

年を重ねるごとになりたくない自分になっていく。

 

この人にはなりたくない

 

そう思っていた人に近づいていく。

 

吐き気を覚える。

 

 

 

 

 

 

どうやら、わたしは生きるのすごく苦手らしい。

 

 

 

上手に生きれなくてもいい。

 

 

 

ただ普通に生きたかった。

 

 

 

普通の家庭を築き

 

 

 

家族と過ごし

 

 

 

年を重ね

 

 

 

縁側に座って夫婦でお茶を飲み

 

 

 

昔を振り返る

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけでよかった…

 

 

 

 

 

 

「普通に生きる」それだけでよかったのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんね…       バイバイ