こんに【多発性硬化症

ちはとんチャリです

このブログでは

『視神経脊髄炎』『全身性エリテマトーデス』

と２つの難病を発症し、障害者となった看護師が、

闘病を通して

病気のこと

今まで行ってきた治療・経過を見ていただき

参考や共感の一つになれば

心のこと　

病気への不安や生活の不安を持たれている方が、

心軽やかになるためのヒント

お金のこと

病気や障害があっても、生きる力、

経済自立出来る事を諦ないで

といった情報を発信していきたいです

　よろしければ

プロフィールをお読みになって下さい

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母になる決意

どうしても、二人目の子供が欲しい

これは私の希望でした

最初入院した際、その時の医師から

「子供さんが1人いるから良かったですね・・・」

と言われたりしました

でも、どうしても欲しい

主人と話し合いながら、

子供のことをを

前向きに考えていきました

家族に歓迎されなかった妊娠

発症して、2年後妊娠しました

主人とは喜びました

しかし、両親達に報告したとき・・・

「母体に負担が大きすぎる」

「病気を抱えながらの妊娠・

その後の子育てができるの？」

「妊娠中何か起こるのであれば

、子供ではなく、あなたの身体を守って欲しい」

等々家族の多くは反対で、
妊娠が分かった時も
「おめでとう」という言葉は
聞けませんでした。

喜びよりも心配の声が
大きかったのです。

医師の一言に救われて

そんな私の背中を押してくれた
のは主治医の言葉でした

「案ずるより産むが易し」
医学的な不安はあっても、
母になる決意をした私を
肯定してくれる一言でした。

その瞬間、心の奥に
小さな勇気が芽生えました。

麻酔なしで挑んだ手術

妊娠の途中、医師からは
「子宮口を縛る手術が必要」
と説明を受けました。

シロッカー手術――
普通なら麻酔を使うところを
「リスクがあるかもしれない」
と言われ、麻酔なしで
挑むことになりました。

全身が震えるほど
怖かったけれど、
「この命を守りたい」
その一心で耐え抜きました。

新しい命の誕生と祝福

そして迎えた出産の日。
不安と緊張でいっぱいの中、
無事に娘が生まれてきてくれた
瞬間、胸が熱くなりました。
ガラス越しに新しい命を
見つめる義母や両親は、
みんな涙を流していました。

心配ばかりで迎えた妊娠が、
やっと「祝福」へと
変わった瞬間でした。

母としての始まり

娘を胸に抱いた時、
「この子を守り抜こう」
「病気に負けてはいられない」
そう強く思いました。

母になる決意と共に、
私の人生の新しい章が
始まりました。

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