いま巷で話題になっているパトリック選手の退場について整理しておきました。
①優磨がパトリック選手にタックル →主審は笛を吹いてファールの判定
・アフター気味の接触ととったのか足を手でつかんだことに対してなのかは不明
②パトリック選手が腕を振る動作
・掴まれた足を振りほどこうとした動作かなどは不明
③胸を抑えて倒れる優磨
・「手は当たってない」と言っている方もいるようですが、接触はしているかと思います(力の加減は不明)
④パトリック選手に対してレッドカードを提示
・レッドカードなのでVARと交信して確認を行ったがOFRなどは行われずに確定
問題点1:パトリック選手の行為は報復だったのか?
こればっかりは本人の心の中でしかわかりません。ただ主審はそう判断し、VARも明らかな間違いとは断定しなかった以上、そう判断されてしまったということです。
ガンバサポの方でも「最初はやっちまったと思ったが、ビデオで見返したら当たってないじゃん!」という人が多かったのですが、例え当たっていなかったとしても危険の可能性がある行為をした場合はカードが提示されます。
この日は前半30分あたりで関川に対するプレーでパトリック選手は一度注意を受けています。その際はカードは出ませんでしたが、主審から「パトリック選手はヒートアップしている」という印象を持たれてしまっていたのかもしれません。これについても「印象でジャッジしていいのか!?」という意見もありましたが、サッカーのジャッジにおいて主観が働く場面は存在します。
同じような激しい接触があったとして、ルールの範囲で厳しくいったつもりが過度の接触になってしまったのか、その前のプレーでやられたのをやり返したのかは主観で判断するしかないですからね。
問題点2:優磨に対してカードがでないのはなぜか?
このケースでカードが出る可能性は以下の2つ。
・最初のファールがカードに値するものだったかどうか?
・接触がなかったのにも関わらず当たったように審判を欺いた(シミュレーション)
まず最初のファールですが、ちょっとアフター気味ではありましたが足は接触していないように見えます。過度の接触などによる危険なプレーでカードを出すのは難しいかもしれません。足を掴んでいることも危険なプレーとまでは言えないでしょう。その後のパトリック選手の動きがなければ、半スポーツ行為(半スポ)を取られる可能性はあったかもしれませんが・・・、これはなんとも言えません。
もう一つの可能性としてはSPA(Stopping a Promising Attack)ですが、ファールのあった位置、周りの状況からすると要件を満たしているといは言い切れないのではないでしょうか。
次にシミュレーションかどうかですが、これはちょっと判断が難しいです。優磨もさすがに全く触れていないのに痛がることはないと思いますが、軽度の接触を大げさに見せようとしたということでカードが出る可能性はあります。
また「パトリックにレッド出すんだったら優磨にイエロー出せ」という意見も散見しましたが、これはちょっと理屈がおかしいですよね。小競り合いになって喧嘩両成敗というケースはあると思いますが、今回はそれぞれの事象ごとに判断する必要があります。
まとめ:
パトリック選手は人柄がよいことで知られていますが、ガンバサポさんいわく手癖が悪い時があるとのこと。なので今回は意図的なのか偶然なのかは正直わかりません。
個人的にプロスポーツはルール違反でなければ勝利至上主義でなにが悪いというスタンスですが、優磨の痛がり方はへたっぴだったなぁという感想。普通に「痛てぇよ! 今胸小突かれたよ!」って審判にアピールすりゃ良かったのにね。