レミゼラブルが自分的大千秋楽を迎えたので、レミゼとの馴れ初め(カップルみたい)や色々を残しておく( ˙-˙ )





レミゼラブルをきちんと知り奥深くまで触れたのは恥ずかしながら一昨年の年末。


小さい頃劇団に通っていた影響で舞台観劇はもともと好きだけど、一年に一度劇団四季に行くか友人が出演する舞台を観に行く程度。



だから、レミゼラブルという言葉は聞いたことあってもストーリーや音楽すら知らなかった。




けど、2017年暮れのFNS歌謡祭でミュージカルメドレーを見たときビビビッときて、気づけばレミゼラブルの虜に(^_^;)




正直、何にビビビッときたのかはよく分からないけど、でも始まりはきっと新妻聖子さんと山崎育三郎さんの歌声だったと思う。


レミゼラブル関係ないやん!って思うけど、ワンデイモアがスッと入ってきて
当時テレビの前で物凄く感動したのはハッキリと覚えている。




そこから音楽を聴いて、ビギナーズラックとして映画版のレミゼラブルにまず手を出してみた。


私は昔のミュージカルを知らないし、映画を初めて見たときは勿論今のミュージカルも知らなかったから自然と物語に入り込めた。


洋画は苦手だし、見るとしても吹き替え版だから最後まで見ることは出来ないだろうなんて諦めていた自分が信じられないくらい感動して、どうしてもっと前からこの作品に触れなかったんだろうって心の底から後悔したこともすっごく覚えている。(笑)


今じゃ自信を持って
トゥーフォーシックスオーワーーーン
ってラッセルクロウと一緒に歌うしね。(笑)






それが2018年1月のこと。



次にミュージカルのことを調べると、2年に一度しか上演せずしかも次は2019年。


頭抱えたよ、当時の私は。(笑)


ハマったらとことん追求する性格だから、すぐにでも見たいのに一年半も待てるのかと(^_^;)



でも逆に時間がたっぷりあったから予習がたんまりできた!!!


出演できるんじゃないかってくらい曲は完璧に覚えて(きっとみんなそう)、時にはファンテーヌになりきり、時にはエポニーヌになりきり、もっと深くストーリーに触れて、気づいたらミュージカルすら見ていないのに大好きで特別な作品になっていた。



当時の私は人生の中で一番ボロボロで。
バルジャンやジャベールの信念を持って生きていることに勇気をもらって救われたところもあったのかな。


みんな目的は違えど、レミゼに出てくる人は一人一人信念というか執着というか、芯がしっかりある感じがして
私にはそれがないから惹かれたのかな。



作品に音楽に元気をもらって、早く生で見たい!とずっと思っていたから
チケットの申し込み、当落確認、チケット到着は本当にドキドキしたなぁ。


こんなに毎回緊張したのジャニヲタしてた時代以来。(笑)






そんなこんなで、初レミゼは帝国劇場。


帝国劇場でレミゼラブルを観るというのがこの作品を好きになってからの夢だったから、帝劇の入り口をくぐったときは本当に嬉しかったなぁ。



帝国劇場自体は初めてではなかったけど、こういう本格的な舞台を帝劇で観るのは初めてだったから大人の階段を登った気分にちょっとだけなった。(笑)






舞台の感想はまた違う時に。。。





感動とかそんな言葉では足りないくらいの素晴らしい作品、そして打ち砕かれる冗談の夢。


アンサンブルで出演できるくらいもう全て歌は完璧ー!こんなけ歌えるならバックコーラスで出られるよー!なんて豪語していたんだけど(笑)、
とんでもない!!!!!



全編音楽でアンサンブルの方も歌が信じられないほどに、涙が出るほどに歌が上手い!!!!決して下に見ていたとかではなく、まさかアンサンブルでもソロがありしっかりと役があったなんて、、


レミゼに出たいー!って、冗談でも、口が裂けてももう言いません。って誓った。

なりきるのは変わらずお家の中だけにしますって心から誓った。



(この後にオーディションを受ける大前提として歌唱に秀でているという事実を知ることになる)





そして自分の地元である大阪、梅田芸術劇場。





ここね、後悔ポイント。


どうして、何故に1公演しか入らなかったの過去の自分!!!!!!!!


確かに7月は忙しかった。暇がないくらい、むしろお休みがないくらい毎日遊んで過ごしてた。(笑)


だからこそ時間作れただろうって怒りたいけど本当に忙しかったのよ、、


でもそんなのただの言い訳で、どうして一回しか入らなかったんだろう。


しかも、その一回が大阪千秋楽だったから、また観たい!って思ってももう梅芸は終わりっていう。


一番簡単に行ける梅芸に通い詰めなかったことは十分に反省して今後に活かします(>人<;)




そして梅芸公演を見終わってのもう一つの後悔ポイントが海宝直人さんのマリウスを観ることができなかったこと。


歌声が素敵でマリウスを焼き付けたいなぁ観られたらいいなぁとずっと思っていたけど、帝劇、梅芸とご縁がなくて、、、



でも仕方がないし、自分的大千秋楽を迎えてまた再来年に向けて頑張ろうー!!って梅芸を後にした

はずだったのに、、、、






やっぱりFNS歌謡祭は凄かった!!!!






この後悔は2019年で消化しないと!!!ってなって、福岡行っちゃった(^_^;)




FNSのワンデイモアがやっぱり良くて良すぎて、語彙力ないから伝わらないかもしれないけど、本当に素晴らしくて!!!!!


でもそれと同じくらい、来年の公演を楽しみにしているミス・サイゴンの『世界が終わる夜のように』にとても感激して。


というか、昆ちゃんと海宝さんのデュエットが心に響きまくって。





私のレミゼラブル2019はこのまま終わらせてもいいのか?????


海宝さんのマリウスは今観ておかなくていいのか?????


と頭の中で自問自答。



趣味や自分の好きな事に関しては後悔なく本能のままに突き進むというのがマイルール。

ジャニヲタ時代もそうだった。


本当に後悔しないの?って思ってたら母が背中を押してくれた。




なんという二度目のFNSマジック。









そして色んなご縁があり、気づけば福岡へ。





帝劇で見た頃はまさか福岡までレミゼを観に来る行くなんて思ってもなかった。


見れば見るほどにハマることがこんなに楽しかったんだって久し振りに感じた気がする。


舞台は生き物なんて良くできた言葉だと思う。


そして、キャストの組み合わせが何通りもあるから毎回新鮮で始まる前のワクワク感もなくならない。



観ることができなかったキャストもあるし、そういう部分ではやっぱりもっと見に行きたいなぁと思うけど
でも自分の中では納得もできた。
少なくとも梅芸終わった後のように、どうしよう行きたい行かなきゃ後悔するみたいな気持ちにはなってないから北海道にはいかない。

、、、はず。笑




生の舞台を見て感動して心が洗われて、久しぶりのこの感じが楽しくて。



レミゼラブルに出会えて良かったと心の底から思う。




文字にするのは難しいし、大げさかもしれないけど、この作品に本当に救われた。


人からするとファンテーヌ程じゃないかもしれないけど、当時はどん底のどん底までに落ちてどうしようもない日々が続いていて、明るい未来が見えないくらい辛かったんだけど、
レミゼラブルの音楽を毎日聞いていることがリラックスできる時間だった。



だから舞台を見られたっていう事自体が自分の中で凄く感動する出来事で。


辛くて大変な時期もあったけど、今はこうやってレミゼラブルを見られてるよって過去の自分に言いたくなって。

そう思うと、あの頃より今は幸せだなって感じられる。






今年初めて舞台を見ることができたから、その上でまた色んなことを調べて奥の奥まで知って、2年後を楽しみに生きていこうと思う(^_^)