首輪


今日は晴れの日。

泣いたり怒ったり遊んだり・・・

ソレがお仕事。多忙な僕のお仕事。


「ほら、おいで・・・ミルクをやろう。」

アレは僕の飼い主。

僕はアレの飼い猫。


今日は雨の日。

駆けたり笑ったり悩んだり・・・

そんな日常。それが僕の日常。


猫の我輩 フワフワのしっぽを振って

ぬくぬく真ん丸になって、ユメを見る。


今日も雨の日

食べたり甘えたり怨んだり・・・

だから僕の多忙な鈴の音「りんりんりん。」

苦しいくらい首締め上げる・・・首輪。

自由と僕とを繋ぎ止める・・・首輪。


猫の我輩 欠伸をして一眠り

「おや、なんだろうな?」

気になったけど・・・一眠り

猫の我輩 ふかふかの毛布の中で

ぬくぬく真ん丸になって、ユメを見る。


「・・・僕は黒猫になった夢を見る。」





ハンマー≦ヘッド


馬鹿な頭で願い事、考えてみました

水の星 私はまだ溺れたまま・・・


水槽の中を見渡せば

罵声はないけれど、酸素も無いみたい

気持ち悪かろう ご覧あれ

「可笑しな形をした私の頭。」


泡を手繰り寄せ・・・深呼吸

雑魚が邪魔したキミ 霞んでもう見えない

ソレも愛せればいいけれど

「頭でっかちだから、溺れる。」


【先天性の鉄製コンプレックスは重圧に縮み上がる】

孵化する卵を頬張る ビチャビチャビチャビチャ

【地軸に向かい精神の沈殿を繰り返す私にしては】

塩辛いね


馬鹿な頭で考えてみました

キミのナミダ キミのエガオ

どんな風だったかな?


固い頭をたくさん使いました

悲しい 寂しい つまらない

この気持ち・・・何かな?


ブクブクブク 雑魚を散らして完了

スイスイスイ 水を得た、おさかなさん


遊泳は深く長過ぎて

粘膜で手が滑り、もはや掴めない






うさぎ


月見の夜空が僕の出発日

急ぎ足乗り込むスペースシャトル

浮かぶ僕の衛星 遭難した宇宙船

昇る体温計 空も震えてるよ


もしも、もしも・・・

貴方がウサギ、僕が地球。なら

自転なんかしたくない

~月に叢雲、花に風~なら

僕は雲さえ殺したくなる


ところで聞いてもいい?「そのお餅、何味?」


丸、三角、四角(・・・四角はなにかな。)

形が変わるなら、僕も変わっちゃうかな?

微熱が逆上がった 不安が宙返った

離れないように僕は地球にしがみついた


だから、だから・・・

貴方が隠れる為の朝なら

僕が朝になろう

淋しくて死んでしまうのなら

僕も淋しくて死にたくなる

もう一つ聞いてもいい?「・・・僕は上手く笑えてるよね?」


月は寒いらしいから風邪をひかないようにしてね

急いで向かうからね もう少し待っていてね

丸い地球は×じゃあなくて○だよね?

これが僕の返事だよね?


だから、だから・・・

貴方がウサギ、僕が地球。なら

自転なんかしたくない

~月に叢雲、花に風~なら・・・

僕は雲さえ殺したくなる


貴方と同じ月を今、見てるよ

貴方と同じ惑星で


「今、見てるよ。」